ゴールテープの手前にはスタートライン(4年 坂上健　韮山高校)

初めまして！坂上健です！

今回は、引退ブログということで、最も新鮮な記憶である引退試合について書きたいと思います。

まずはじめに、僕の引退試合はなかった。
というのも、イエローカードの累積で引退試合に出場することができなかった。
ベンチへの立ち入りも禁止され、スタンドでの観戦となった。

残留をかけて戦うチームメイト、集大成を迎える4年生、
2-1という素晴らしい結果で勝ち、残留を決めたこともありその日の皆は輝いていた。
僕以外の4年生は皆、走り切って次々と引退というゴールテープを切っていた。


僕も遅れてみんなの背中を追ってゴールテープを切ろうとするものの、ゴールテープの手前にスタートラインを用意されてゴールテープがどんどん離れていく感覚を味わった。ゴールテープの下にはスタートラインという言葉はよく聞くが、この場合はゴールしてる。区切りがしっかりある。これとは違う感覚だった。

「ここでゴールしちゃだめだ！まだ走れ！」

そう誰かに言われている気がした。

僕自身も、直感的にまだサッカーをしたいと、最終節を見ながら思っていた。

よし、まだサッカーを続けよう！
引退試合の日にサッカーを続けることを決めた。

今となっては、サッカーを続けるきっかけをくれた素晴らしい引退だったと捉えている。

引退も含めて自分の4年間に後悔はありません。最高でした。

来年からは福岡県1部リーグのチームでプレーしようと思っています。鹿屋と同じ九州ということで、後輩といつか真剣勝負する日が来たらいいなと思っています。とりあえず目標として後輩と戦える舞台に立つという目標を設定しました。

長い文章ですが、読んでいただきありがとうございます。
鹿屋体育大学の関係者、そして両親、今までありがとうございました。
またどこかで会いましょう！

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