
楽しい人生(4年 仙波立己 鹿児島中央高校)
ある日、老いて入退院をする祖父や老いてヨロヨロしていく実家の愛犬を見て思った。
「この人(犬)は体が老いて不自由になっていく中、何を考え、何を感じ、何を楽しみとして生きているのだろう。」
その対象は自分にも移る
「僕って今楽しいのだろうか?人生を楽しめてるのだろうか?」
そう思ったのには理由があった。
高校3年生の時高校の監督の勧めで、鹿屋体育大学の練習に参加をした。自分で言うのもだがその日はとても上手くやれた。
プロ内定選手もいる中、複数得点をして誰にも劣っていない自信があったのを覚えている。
そうした自信を持ち大学1年生になった僕は、トップチームで過ごした最初の1年間1度もベンチにすら入れなかった。今まで出来ていたことが1つもできない。何1つ上手くいかなかった。
何も楽しくない、練習に行くのも嫌だ、なんのためにサッカーをやっているのだろう、そういった考えが頭の中をグルグルしているそんな日々だった。苦しかった。
そういう気持ちを抱えたまま2年になった僕はNIFS1stへと移った。九州社会人リーグ(JFLの一個下)ということもあってそれなりにレベルは高かった。それでもこの1年は「プロになりたい」だとか、「何もうまくいかない」なんて思いから解放されて、ただ純粋にサッカーを楽しみ、そして熱中できた。
これは現在は鹿屋を離れている青木先生を筆頭とした、素晴らしいメンバーに恵まれたからであり、今でもたまに思い出してはあの時間が懐かしくなる。
こうして2つのチームを経験した結果、最初の考えに至り、僕はNIFS1stに残った。理由は明白で、もう一度サッカーを楽しみたかったからである。
必死に努力することから逃げたと言われても仕方ないと思う。でも僕は1stの同期や後輩とサッカーを最後まで楽しんだことに後悔はない。
16年間の素晴らしいサッカー人生の締めくくりだったと胸を張って言える。
卒業する僕たち4年生はこれから、
「夢を叶えた人」、「叶わなかったけど新しい夢を見つけた人」、「まだ色んな自分を模索している人」など
様々な方向へと歩みを進めていく。
そんな皆がどうか「楽しい人生だった」と言えるような道を辿って欲しいと心の底から思う。
最後に、鹿屋で4年間関わって下さった先生方やチームメイト、釣り仲間、ゲーム仲間、全ての方に感謝します。
そしてお父さん、お母さんありがとう!
2人に語っていた夢とは違う方向へ進むけれど、これからも恩返しできるよう精一杯生きていきます!


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