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2025.1.25『誰に向けた思い』

日記です。レポートは目次から。

起きたらまどのそとは霧雨。霧雨魔理沙。


傘を差すほどでは無い。散歩がてら、家族でカフェに行き、コーヒーを飲んで、ケーキを食べた。数週前に来た事を店員さんは覚えていた。コーヒーは前飲んだ時の方が好みかも(今日はマンダリン産の豆だった、多分前回はコロンビア産?)


10時半頃に帰宅して、思い立ってぬいを作り始めた。12時過ぎに完成した。

風紀くんと風紀くんおまんじゅうぬい

刺繍箇所が少なかったこともあるけれど、確実にぬい作りに慣れてきている。今後も励む。
目の刺繍に使用した糸はキラキラの糸。角度によってきらきらひかる。

手のひらにころんと乗るサイズ
横から見ても可愛い
うしろに磁石をいれたので冷蔵庫にくっつく

この子は『風紀くん』  風紀くんお姉さんである平野実成さんの個展にいくので、差し入れとして制作した。

今日は風紀くん展、飯沼一家に謝罪しますの映画を見に行く。


風紀くん展

かわいいぬいぐるみ達

壁一面の風紀くんは同一であり、見つめていると、あらゆる表情や個性がみえる。それは風紀くんが『生』き、これからも続いていく証明のよう。
個展は新宿眼科画廊にて29日まで開催しています。

差し入れは喜んでもらえました。磁石でドアにくっつくおまんじゅう風紀くん可愛かったな。

実成さんからはゴマのお団子をもらった。お団子をもらうこと、かなり嬉しい。


飯沼一家に謝罪します

渋谷に移動する。山手線を使ったら酷い目にあった。渋谷駅って混みすぎている。

ハチ公口からPARCOに行くのもずっと人混みだった。ずっと人混みで色んな人がいる。人混みにいる時に、もしかしたら名前も知らないけれど何度もすれ違っている人や、顔も忘れたけれど同級生だった人とかいるのだろうかと考える。

PARCOの映画館に来たのは初めて。PARCOの1番上の階にある。小さな劇場で入口はひとつしかなく、中の椅子は赤くてふかふかしていて隣前後ともゆとりがある。

昨年末にテレビ放送された飯沼一家に謝罪しますという作品。放送は全4回で、録画はしていたが見損ねていたのでこれを機に映画館で観ようと思いチケットを買った。

「イシナガキクエを探しています」を制作したTXQ FICTION第二弾。モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)作品です。

20年前、深夜に放送された「飯沼一家に謝罪します」という謎の番組を、テレビ東京がドキュメンタリーとして追っていくという内容。当時放送されたバライティ番組のプロデューサーや関わった人間など、ひとりひとり取材を重ね、当時のテープを調べ、行われた儀式について調べ、テレビ業界について、全く詳しくなかったがドキュメンタリーとはここまで取材を重ねて作っていくのかと驚いた。
ただ、話が進むにつれて、ああもう、これ以上深入りしないほうがいいのでは。ディレクターさん、やめたほうがいいよ。と眉間に皺を寄せながら、今更どうしようもない真実に踏み入れていく様を見せつけられる。

なにが悪かったのだろう。運が悪かったのか。家族が悪かったのか。人が悪かったのか。儀式が悪かったのか。
飯沼一家に行われたものは
果たして誰から謝罪なのだろう。

映画が終わって劇場が明るくなり、蜘蛛の子を散らすよう劇場から出ていく人が多かった。まるで逃げるようだね。

何かのミスなのか、敢えてなのか
夏に行われた行方不明展で見たとある映像
その映像に映っていたものが、映画のスクリーンに映し出された時、困惑の極みだった。

ぎゃっとした心地を抱え、天下一品を食べて帰宅した。天下一品とチャーハン、大好きです。

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