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東京行ってきました
春になりましたね。みなさんこんにちは。日々おもしろいことを探している、大阪に住んでいる人です。せっかく春になったので、noteを始めてみることにしました!どうぞよろしくお願いします。
さて、私、中学生の時に「ガラスの仮面」(美内すずえ先生による大演劇マンガ。何のとりえもないみそっかす少女・北島マヤが、演技の才能を見出され、演劇大階段を登っていく、すごいマンガ。ぜひ読んでみてください)を読んで、それ以来お芝居をしております。世間で非常に評判の悪い、いわゆる「劇団員」ですね。その劇団員を、20年ぐらいしているのが私です。
さて今日は、一カ月前東京で行われた「関西演劇祭in Tokyo」に参加した時の話をしたいと思います。
東京に行くのは実に10年ぶりです。今回東京にもっていく出し物は、女3人の30年に及ぶ友情を描いた作品、「幸子、悪口は悪い顔で言うものよ。」。脚本・演出は私で、出演は関西の女優さん6名+私の計7名です。
この東京ゆきは2泊3日、新幹線の切符と宿の手配は阪急交通社でやったのですが、新幹線の切符はJRの駅にある、みどりの券売機で発券せねばならんというしょっぱなからハードルの高いミッションがあったのです。みどりの券売機・・・。みなさんご存知ですか。あの恐ろしさを。
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これがみどりの券売機の最初の画面です。一見簡単な仕様に見えるのですが、最初に選ぶボタンを間違えると、入り組んだ迷路に入り込み、見当違いの画面をさまよった挙句、二度と戻ってこれません。言いすぎました。しかし本当にややこしく、みどりの券売機前で泣いている中年や老人、スマホでなんとか解決策を探そうとする若者を何度見たことでしょうか。
さて、私がみどりの券売機前についたのが、発車の10分前。手に汗にぎる時間です。ちょっとでも券売機に翻弄されようものなら、容赦なく彼(新幹線)は発車してしまうでしょう。
その時私の手にあったのは、阪急交通社からもらった旅の手引書です。そこには予約番号、そしてQRコードが載ってありました。
さて、ついに券売機と対決です。まず、一番右上、「予約したきっぷのお受け取り」を押してみます。すると、予約番号の入力画面が現れました。OK!!あとは入力するだけよ!!
入力の桁が足りません・・・。
なんで・・・なんでや・・・。16桁の数字を入れなあかんのに、私の持っている予約番号は12桁・・・!4桁たらん!!
泣きながら最初の画面に戻り、再度同じ道をたどってみます。どこか違うところに分岐があったかもしれない・・・。しかし結局桁に阻まれ、まったく発券できません。隣にあるみどりの窓口(有人窓口)に行くか?と思いましたが、ものすごい行列・・・!あれに並んだらサドンデス決定です。
周りは大量の海外からの観光客や日本人旅行者、そのほとんどの人が券売機に翻弄される中、私は涙目で画面を見ます。すると、下の方にちっちゃく「QRコードの読み込み」というボタンが。押してQRコードをかざしてみると、スルスルときっぷが出てくるではありませんか!!!
QRコード、すっごい!!!QRコードって魔法!!この世にあなたがいてくれて本当によかった!!
そんなわけで、私は無事、新幹線のゲートをくぐることができたのです。
ここから魅惑の新大阪駅構内に突入するわけですが、続きはまた今度したためたいと思います。みなさまよき週末をお過ごしください★