夢女子、結婚しようと思う

 タイトルを読んで、とある夢女子がただ現実で結婚をするだけの話だと思われたであろうか。
 いいえ、これは「夢女子がお相手様(二次元キャラクター)と結婚をしようとしている話」である。

 この記事は下記の通り備忘録として書き始めたので、何か進展があれば更新していく。現在は2025年1月7日の深夜、進捗はまだゼロ。







これは一体何の記事なんだ

 自分で何がしたいか、何をしようとしているかを記録する備忘録だ。この計画は半年~1年をかけた大マジのものである。今後私と同じようなことをしたい夢女子の為にも、いつか自分で「ああ、こんなことしたよね」と振り返る為にも、事細かに書いていこうと思っている。

計画

 勝手にお名前を拝借して大変申し訳ないのですが、憂那さまのこちらの記事を参考に、次元局さまのところで実際に​婚姻届を申請し結婚証明書を発行する予定だ。さらに、結婚指輪も作る予定である。
 この記事を書き始めたのは2025年1月7日の夜だが、計画を練り始めたのは1月3日のことだ。

ことの経緯

 1月3日、新年の挨拶のために祖父母の家にいたときである。ふと「今年結婚したいな。彼と」と思ったのだ。というのも今年の私は年女で、もし行動するなら今年にめでたいことを目一杯したいと思ったのが大きな理由の一つだ。そうして私は咄嗟に「今年の縁起の良い日」を調べてみたのだった。2025年、大安天赦日一粒万倍日が重なる日が彼の誕生日ではないか! ……しかし、こんなに事を急いては躓くこともあろう。念のため翌年の縁起の良い日も調べてみた。しかし、彼の誕生日と重なるほどのパンチのある魅力的な日は見当たらない。やはりこういうことは最初にビビっと来た時が決め時なのだ。変に後回しにすると大抵失敗するのだ、私の人生は。
 婚姻届の届出日を彼のお誕生日とするのならば、私の誕生日にも何か記念日を重ねてみたいと思う。では式を挙げるならば私の誕生日にしよう。さっき調べたついでに自分の誕生日を見れば友引ではないか。まさしく結婚式には相応しい日取りと言えるだろう。少し残念なのは半年違うという点だが……まあよいであろう! 半年なんて案外あっという間に過ぎる。そう、半年なんてあっという間なのだ。来る7月だってもう助走を付けてこちらに向かってきている。ちんたらしている暇はない。私は今やると決めたのだ。絶対にやってやる。



婚姻届を出す

何をしたらいいのか?

 やるにしても前例があるのだろうか……そう不安に思うのも束の間、前述のこちらの記事を発見した。お恥ずかしながら、次元局さんのことを聞いたことがなかった。

当局は、現実世界と他次元とを繋ぎ
キャラクターとの愛の証となる
​婚姻届の受理と結婚証明書の発行をする非公式機関です
またLGBTの方の結婚証明書の発行もいたします

https://www.chara-ai.net/

 なるほど、今はこんなことをしてくれる素晴らしいところがあるのか。つまり次元局さんは、大きな括りで言えば法的に婚姻を認められない層をターゲットにした機関だということだ。なんて素敵なのだろう……

 それではこれから婚姻届の申請をしていこう。7月24日に籍を入れたいので、郵便でのやり取りを含めて1ヶ月を確保し、6月下旬に郵送をすれば遅すぎず早すぎず届け出ることができるだろうと考える。



①申請

 次元局さんの申請フォームから届出申請をするようだ。申請後、整理番号が記載されたメールが届き、その整理番号を提出書類に書いて郵送する……私は私を信用できないため、申請する前に書類を完成させるところから始めようと思う。



②書類の準備

 次元局さんのところからDLした必要書類を見てみる。以下は内容がどんなものなのかと、それに記入する私の例を挙げていこうと思う。

 まずは婚姻届申請書。こちらはA4サイズで問題ないそうだ。
 こちらの「返送先住所」「申請者氏名」は、実物を郵送していただく際に必要な情報になるため、ガチの住所ガチの本名を記入する。
 その下から、実際に作っていただく結婚証明書のデザインを選んでいく。私は現時点で「二羽の小鳥」と「ツリー・オブ・グレイス」で悩んでいる。(多分十中八九「二羽の小鳥」を選ぶと思うが……)
 続いて結婚証明書のタイプを選んでいく。アクリルフレームタイプホルダータイプがある。私は置く場所が無いというのと、引っ越しの目途が立っていないのもあり、移動しやすさも加味してホルダータイプ一択である。また、ホルダータイプでも種類があり、「きらびき」と「シャインゴールド」のうちから選択が可能。私はきらびきにしようと思う。
 そして結婚証明書に記載する氏名。こちらでは本名だろうがコテキャの名前だろうがなんでも良いと思われる。私は本名で書くつもりだ。


 次に婚姻届。こちらはA3サイズのみの受け付けだそう。
 次元局さんで用意していただいている婚姻届は2025年1月現在でA・B・Cの3種類がある。一般的な婚姻届も受け付けてくれるらしいが、せっかくなので次元局さんでDLできる方の婚姻届を使っていく。

 (1)氏名
  氏名やお互いの呼び名は特に問題ないのだが、生年月日で詰んだ。私は勝手に同い年ということにさせてしまった。一緒に同じ年を取ろうね。
 (2)国籍
  お相手様をこちらの世界に召喚するか、私がお相手様の世界に行くか悩んでいる……が、他の項目に対して齟齬を生まないためにお相手様をこちらの世界に召喚することにした。
 (3)勤め先
  これはお相手様のものが開示されているので都合が良かった。特にこちらの世界に召喚しても互換性のある職業には心当たりがあるのでとても助かった。
 (4)同居または結婚を始めたとき
  夢女子、ちゃんと結婚の前に同居しがちでしょう。得意分野すぎる。
 (5)婚姻後の夫婦の氏
  どちらの氏でもいいし、別姓でもいい。私は別姓を選んだ。氏にお揃いの漢字を既に持っているので、これでいい。
 (6)、(7)職業について
  まあ先ほどの勤め先を考えられるのならば、こちらもさほど難しいことはないだろう。

 上記の他に「交際のきっかけ」、「プロポーズの言葉」、「これからの夫婦生活で一緒にしたいこと」、「配偶者への誓い」を記入する欄がある。これらを考えることが非常に楽しい。夢創作ってこうだよな。

 続いて証人欄。都合が合えば、相互に書いてもらおうと考えているが……少しばかりハードルが高いところではある。詰みそうな場合は次元局さんが協力してくれるそうだ。

 最後の返送先住所についてはガチでも架空でも構わないとのことだが、都道府県、市区町村の欄があるため、私はガチ住所を書いていく。


 さて、これで書類の準備は整うだろうか。全てそろえてから、私は申請して郵送に踏み込もうと思う。
 郵送の際、折るのが怖いのでA4封筒で送ろうかなと思っている。多分そんなに違いは無いと思うが、念のため。



指輪を作る

どうするのか?

 取り敢えず指輪を探さないことには始まらない。私は大マジガチなのでちゃんとお店に作りに行こうと思う。とはいえ予算はひとつ5万、つまり2つで10万の指輪である。現実的な結婚指輪としてはかなりの低予算に該当するだろう。それでも1つ1万の指輪を買うよりは、まあしっかりめの5万の指輪を買って満足したい。現実的に見れば生涯独り身なので、今後お金が溜まったらまた違う指輪を買ったって良い。とにかく今回の私の目標は、夏までにペアリングを作るということだ。
 取り敢えず今現在進行形で手当たり次第に低予算向けの結婚指輪を見て回っている。決まり次第こちらでご報告させていただく所存だ。
 またサイズについては、お相手様の指のサイズまで公開されている訳もないので現在考えあぐねている。公式が3Dモデルを配布しているので、どうにか計測できないだろうかと企んでいる。