にじさんじを4年追ってきて伊波ライというライバーと出会ったオタクの話
まずはこの記事にアクセス頂いた事にお礼を申し上げます。誠にありがとうございます!
この記事は主観バリバリの1オタクが執筆してるので幾らか偏った意見もあるかもしれないですが、これを読んでいる貴方がこのページにたどり着いたという事は少なからずとも伊波ライに興味がある、知りたい人だと思うので、そんな方にも楽しめるように最善を尽くしてこの記事を書き進めていきたいと思います。
ここで前置きを長々と話すのもなんなので、早速本題に入りたいと思います。
ここ数年、にじさんじのみならず魅力的なVtuberが続々とデビューし、時間がいくらあっても足りない!といつも見ている配信者以外の配信を中々追えない人が多い。
かく言う私もその1人でした──
1.伊波ライとの出会い(※興味無い人はすっ飛ばしてOK)
──時を遡る事5年ほど前。私がVtuberの文化を知ったのはその頃だった。その当時はシロちゃんを中心に.LIVEの配信や切り抜き動画をたまに見ていたりした。ただ当時はニコニコ動画で切り抜きをたまに見るぐらいで、誰がどこの事務所だとかは知らないライト層。
それから時が経ち、今から4年ほど前に剣持を知ってからにじさんじに興味が湧き、紆余曲折を経て今こうしてにじさんじが大好きなリスナーの1人になっている。なんならにじさんじ以外にも他事務所や個人Vtuberも見るぐらいVtuberの文化にズブズブハマった。そんだけ見てりゃとにかく時間が足りない。二窓、三窓なんて当たり前。そんな幸せで贅沢な悩みで毎日を充実させていた。
……ただ、今年の1月あたりから個人的な理由で落ち込む事が増えてどうしても気分が上向きになる事が出来ず空元気な日々が続いた。(本筋に関係ないので内容は伏せさせてください)
そんな中でふと目に入った新人デビューの文字。今年に入って様々な新人さんが入ってきたが、そういえば時間が無くて全然見れてなかったなと思ってX(旧Twitter)を開く。
──そこで目に入ったのが西のヒーローたち。魅力的な4人のその姿に圧倒された。その中で特に個人的に惹かれたのが今の推しである『伊波ライ』というライバーだった。
これは私の好みの話になるので読み飛ばしてもらって構わないが、私は男女問わず可愛い顔した人がかっこいいところを見せるのが好きで、可愛い顔してデカくてイカついハンマーを担いでいる姿に思わずスタンディングオベーションした。深井マッマのデザインと絵柄ほんとに大好き。
しかも伊波ライくんは歌うことが好きらしい。
私自身歌うことも、歌を聴く事も好きだったので、伊波ライくんはどんな歌を歌うんだろうと一気に興味が湧いた。
今当時の事を振り返ってみればまだ声も聞いた事ない、どんな性格なのかも分からない、どんな表情を見せるのかも分からないのに、私は不思議と彼に大きな期待を寄せていた。私自身初めてTwitterデビューの時点で自然とチャンネル登録ボタンを押した。
初配信はどんな事をするのだろうか。にじさんじの新人さんの初配信の内容は幅広く、面白いトークを交えて自己紹介をする人もいれば、かっこいいFPSのクリップを流したり、とんでもない発想を見せつけてインパクトを残す人もいたりと、見ているだけでも楽しいものばかりだ。
そんな初配信を期待しながらFAを描いたりして4/29がくるのを心待ちにしていた。
当日久しぶりに高揚した気持ちで初配信リレーを見てみようとテレビでYouTubeを開いて待つ。そして始まった初配信リレー。叢雲カゲツ、小柳ロウ、星導ショウ……どのライバーも強い個性や得意な事があって魅力的な人たちばかりだった。私は気づけば画面を食い入るように見つめていて新人さんの初配信に夢中になっていた。
そして、次は『伊波ライ』くんの初配信。
彼は初配信より数日前にTwitterにて招待状を配っていた。
その招待状を手にしながら初配信が始まるのを待つ。オシャレな待機画面からしばらく待つと赤い緞帳が現れる。ついにこれから始まるんだとドキドキしながらその時が来るのを待った。
「──他の3人の初配信めちゃくちゃ良かったなぁ!」
そこで聞こえてきたのは男性の高い声。ビジュアルを一目見たときから想定していた声と解釈一致だった。むしろ想定以上だった。透き通るような綺麗な声がすごく聞き取りやすい。
「マイクよし、ギターよし、機材よし!」
この時点で伊波ライくんが初配信でライブをする事が分かり、私はテンションがかなり上がった。
だが、すごいのはこれからだった──
「バンドのみんなも、大丈夫!?」
その掛け声と共に上がる緞帳、バンドメンバーが奏でる音たち、そして伸びのある伊波ライくんの高音。そう、伊波ライくんの初配信は生バンドで自分もギターを演奏しながらの歌唱だった。
「初配信リレーラスト!全員で楽しんでいこうぜ!」
その掛け声から始まった『シルエット』の歌と演奏に私は目の前のライブに夢中になった。にじさんじでは数少ない、少年のような元気で爽やかな声質、そして綺麗に高音を伸ばす歌声がとても新鮮だった。
きっと緊張していただろうが、それでも楽しそうに歌う伊波ライの姿がキラキラしているように見えたのをすごく覚えている。私は歌が好きなのもそうなのだが、楽しそうに歌う人がめちゃくちゃ好きだ。そういった人の歌から元気や勇気をたくさん貰える。
今振り返ってみればそれまでの私は歌の楽しさを忘れかけていたのかもしれない。でも、伊波ライくんのその姿や歌声を聴いて何か光が見えた気がしたのだ。そっか、歌ってこんなにもパワーをくれるものだったんだ、と。
これは自信を持って言える。私は伊波ライの歌に魅せられた。彼の歌、演奏をもっと聞いてみたいと思わされたぐらいのパワーをその時に感じたのだ。
伊波ライくんの素晴らしい歌声と素敵なバンドメンバーたちの演奏が終わった時には胸に灯る高揚感がじんわりと広がっていき、画面越しに思わず拍手を送った。この時に印象に残っている彼の言葉がある。
「どこまでも行けるよ──!」
彼が言い放ったその言葉がすごくキラキラしていた。彼はこのライブに手応えを感じてその先に進めると自信を持って言ったような印象を受けた(個人的にそう見えた)彼を応援したいと思わせる何かを私はその時に感じていた。
1曲目が歌い終わり、次に語られるのは彼のプロフィールや、好きなこと、苦手のことなど彼に関する事だった。
そして活動の目標『ワンマンライブ』と『メジャーデビュー』という大きな夢を語った。これからの展望を具体的な目標で分かりやすく教えてくれた。
・Ch登録者数 10万人
・歌の再生回数100万回
・世界中のみんなと仲良くなる
自分の話になってしまうのだが、応援してる人が自らこうしたい、ああしたいと具体的に口にしてくれる方が応援しやすい。その活動に対して頑張る姿を一緒の方向で応援出来るからだ。
夢は果てしないほど大きいのかもしれない。だけどそれに向かって頑張る伊波ライくんを応援しながら一緒に夢を叶えていきたいとそう強く思った。
初配信で語りたいところは他にもたくさんあるのだが、長くなってしまうのでこの辺りで割愛させて頂く。
これが私と伊波ライくんの出会いだった。
2.伊波ライってどんな人?
私自身の話はここまでにして彼について紹介しようと思う。初配信だけでも分かるように自分がどんな人なのかを本人の口から説明してくれた。
・メカニック
・ヒーロー
・大学生
・歌(音楽)が大好き
見たまんまのイメージで爽やかかつ元気でハキハキと喋るところや、初配信で披露した通り音楽面に関して詳しかったりする。これはイメージのままだ。
ここからはそんな彼を深く紹介したいと思う。
①性格について
見た目から言えば主人公っぽい常識人かつ苦労人のようなイメージを持つ人が少なからずいるだろう。実際同じ日にデビューしたヒーローたち《Dytica》との初コラボをまとめたり進行役をしたりするなどしっかりしている一面が見える。機材にも詳しく相談役になったりする場面もあったりなかったり。
だがツッコミ気質なのかと思いきや割とボケたり、たまに口が悪くなったりもする。
本人曰く、子供の時から精神年齢が変わらずそのまま大人になったとの事らしい。実際、同期とのコラボでそういった一面も垣間見える(スタジオでやっていた緋八マナのホラーゲームのソロ配信中勝手に電気を消して驚く姿を楽しんでいたり、対戦ゲームで戦う同期を騙して突き落として笑っていたり)
配信中に響き渡る独特な「ウヒャヒャヒャヒャヒャ!!www」みたいな高笑いに絶大なインパクトを受ける視聴者も少なくない。(私はだいぶ慣れたが別枠から唐突に貫通して聞こえる伊波の悪魔笑いには腹筋やられる)
また、感情移入しやすいタイプらしく、ティアキンの最終回で泣いたり、栄冠ナインで熱い試合を繰り広げ涙ぐむ場面などもある。
それと、音楽方面でも多才な1面も見せる。弾ける楽器が『ギター、ピアノ、ベース、ドラム、サックス、カリンバ、ホルン、オタマトーン』とかなり幅が広い。たまに雑談枠でギターを弾いてくれる事も。ちなみにMIXも出来る。
塾講師をしていた事もあるらしく教え方や説明や言語化がかなり上手い。みんなに分かりやすいよう言葉の簡略化もしてくれたりする。
上記の通り伊波はハイスペックメカニックヒーローなのである(主観)
②プレイするゲームの幅広さ
個人的に伊波の初配信でびっくりしたのがやるゲームの広さだった。麻雀、ポーカー、VALORANT、APEX、BIOHAZARD、ストリートファイターなど多種多様なゲームをしている。その中でも特に麻雀とストリートファイターに関しては、後々同期や先輩にも教えたりするぐらい知識がある。
上記以外のゲームも全般が上手く初見のゲームでもコツを掴むのが早い。LOST EGGやJUMP KINGという耐久ゲームを苦戦しながらも早めにクリアしていた。JUMP KINGに関してはJP1位のみならず、ENの先輩の圧倒的なタイムを超える事を目標として見事に6分切りを成功させてにじさんじ1位の記録を樹立。
他にもブレワイやティアキン、DDLC(ドキドキ文芸部)や単発ゲームやホラゲー等をプレイしたりとプレイするゲームの幅の広さを実感する事が多々ある。
おすすめのゲーム枠をいくつか貼っておくので、参考にしながらぜひ巡回してみてほしい。
◇雀魂配信
◇DDLC(ドキドキ文芸部!)
◇耐久配信
◇ポーカーチェイス
③フッ軽
伊波はとにかく何に関してもフットワークが軽い。配信頻度も勿論だが、やるゲームのジャンルの広さや歌いたい曲やコラボなどやりたいと思った事に対してかなりアクティブに行動する。
配信中に同期が現れた時にはこの後一緒にゲームする?など声をかけてその後すぐに本当にコラボしたり、人が足りなくて募集しているゲームがあれば参加したりとかなり積極性がある。
またMIXも出来るので同期のラップのMIXをいくつか担当していたりもする。
X(Twitter)もだいたい1日に1回以上は浮上しており、クソツイ面白いツイートをしてくれる。
④おすすめ歌枠
全部!と言いたいところだが、この記事では個人的におすすめしたい歌枠をいくつか紹介していきたいと思う。
まず1つ目はこの歌枠だ。
収益化が通り、初めての歌枠となるこのアーカイブ。待機画面から流れる全力少年のイントロにテンションが上がる。セットリスト自体も知名度が高くてみんなが知っているような親しみのある曲ばかりでとても聴きやすい。持ち前の爽やかな声で高音を伸ばす全力少年は必聴。その歌声の透明感に驚くだろう。曲と曲の合間にリスナーへの感謝も述べていて、彼の人柄も感じられる場面もある。
知っている曲が1つでもあればぜひこのアーカイブを聴いてみてほしい。
2つ目のアーカイブはこれだ。
ボカロ好きで興味がある方はぜひこのアーカイブを
元々ボーカロイドが好きで自らがセレクトした曲を歌ったこの枠。高音も低音も出せる伊波の表現の豊富さがシャルルで分かる。ファルセットへの抜け方が個人的にかなり好き。
ロウワーの途中の「いこうぜ」の声が最高にカッコイイ。低い歌声から途中に入るがなりも必聴。サビの高音の伸ばし方も綺麗。とあるキャラの夢絵を美術部の友人に頼むガチ恋勢だったとは思えない
3つ目は白雪巴先輩が企画して下さったこの歌枠!
白雪巴先輩の枠に、小野町春香先輩、天ヶ瀬むゆ先輩、倉持めると先輩、同期の星導ショウと共にカラオケをした。先輩たちの歌声も素晴らしく新たな魅力が発見出来るのでかなりおすすめ。先輩たちがとにかく温かく盛り上げてくれていた。
先輩たちの歌も強くおすすめしたいのだが、今回は伊波が歌った曲だけをまとめたので下記を参考にしてほしい。
曲ごとの紹介をすると長くなってしまうので割愛させて頂くが、オフコラボでカラオケ配信をするのが初めてな伊波と星導を優しく温かく盛り上げてくれた先輩たちの雰囲気がとても温かく、終始楽しそうなカラオケ風景がそこにあった。曲だけでなく合間のやり取りがワイワイしていて全部が見所。
このあとみんな一緒にご飯を食べに行った話も後日巴先輩の枠で語られている。
伊波の夢の1つである、にじさんじで歌える人みんなと一緒に歌ってみたい!がまた1歩達成出来たのも熱い。
そして最後におすすめするのはつい先日に行われた
『伊波ライ 1st Session Live 』
バンドメンバーを呼んでライブをするのは初配信ぶりとなる。自身も歌いながらギターを演奏しており、バンドメンバーとのセッションの音と混ざりあって最高のGroove感を生み出している。
初配信では紹介出来なかったメンバーを紹介したい!という気持ちから、曲と曲の間にライブさながらのバンドメンバー紹介をした。こういった空気感がまさにライブに来た!という追体験を味わえるので、ライブ好きな方やバンドが好きな方には強くおすすめしたいアーカイブである。爆音で聴くのがおすすめ。聴けば最高なのが分かる。
他にもまだまだおすすめしたい歌枠はあるのだが、この記事で少しでも興味があればぜひこれ以外のアーカイブを見て回ってほしい。
ちなみに伊波は『スターマーカー』のカバー歌ってみたも投稿しており、爽やかな歌声を聴くと元気が出るのでぜひ聴いてみてほしい。
⑤コラボ編
伊波自身フットワークが軽く、ソロ配信だけでなくコラボ配信もかなり参加している。同期ともよくユニットコラボやサシコラボをしており、先輩のカラオケコラボに参加したり、先輩方がいる突発のOW2コラボなどにも参加したりとかなりアクティブ。
◇初めての同期(Dytica)コラボ
◇MECHATU-Aコラボ
◇ざぶぅんコラボ
※ちなみに9/23に2人は初のざぶぅん歌枠コラボをし、その後に『ブルーアンビエンス』の歌ってみたを投稿した。どちらも2人の歌声の相性の良さ、そして青春を思わせるような清涼感ある歌声が素晴らしいのでぜひ視聴してみてほしい。
◇変な空気麻雀コラボ
他にも様々な魅力的で楽しかったコラボもあるが、上記のコラボ紹介で興味を持った方は他のアーカイブもぜひ見てみて欲しい。
3.Dyticaについて
伊波を語る上で同期ユニットであるDyticaを少しだけ紹介させてほしい。上の方で少し話したがDyticaは4人で構成される西のヒーローであり、それぞれが個性豊かなメンバーである。
忍者集団のエース 叢雲カゲツ
暗殺集団の首領 小柳ロウ
記憶喪失の鑑定士 星導ショウ
聡明叡知なメカニック 伊波ライ
彼らヒーローの戦いぶりは原作ボイスドラマ『Heroes of the West -First meeting-』で聴けます。YouTubeにも試聴動画があるのでぜひ。
配信におけるDyticaは隙があればお互い全方位バチボコに殴り合ったり煽ったりする集団である。お互いに仲が良いからこそ遠慮がないプロレスは見ててめちゃくちゃ面白い。(たまに協力ゲーでも協力せず妨害したりする。それでも勝つぐらい皆ゲームが上手い)
またフットワークがとにかく軽く、気軽に集まってコラボしたり二次会をしたりするのもポイントが高い。
殴りあってるだけではなく、ふとした時に見せる優しさや気遣いや同期愛もあって、個人を追っていても自然とDyticaが大好きになっていく。いつの間にか4窓出来る身体になっちまった。
今度念願のDyticaでオフラインタコパを10/8に行うらしいのでそちらも非常に楽しみにしている。
4.最後に
もう少しで伊波がデビューして半年が経つ。あっという間に感じたりもするけれど、色々楽しいことや感動するものを見せてくれるおかげで毎日がとても充実している。
伊波はよく「あれがしたい!」「こうしたい!」と自分がしたい事を口にしていて、やりたい事をメモしたりする。それぐらい活力に満ち溢れたライバーで推していてすごく楽しい。彼も楽しそうなのがすごく伝わってくる。
ゲームだったり、企画だったり、歌だったり、音楽だったり……その活動の一つ一つを全力で応援したくなるのはきっと彼の持つ魅力なんだろうなと思う。
私は全力な人が好きだ。明確な目標を持ってそれに向けて努力する人。どうすれば達成できるかをストイックに考える姿がかっこいい。
ソロ配信もコラボ配信もどちらも力を入れてくれて、リスナーに向き合って一緒にバカやって笑いあってくれるあの空気感が好きだ。
画面の向こうにいる友人……と言ったら烏滸がましいかもしれないが、それぐらい楽しいことを共有してくれる。にじさんじでデビューしてくれてありがとう。出会えて本当に良かったと心の底からそう思う。
きっと私はこれからも伊波が叶えたい夢を、彼の配信を見て楽しみながら応援していくのだろう。
いつか3Dの姿の伊波が出演するライブへイメージカラーのペンライトカラーを持って会いに行けるように、伊波の夢を応援しながら一緒に叶えていきたいと思っている──
(ひとの推し語りを聞くのも好きなのでぜひ皆の推し語りも聞いてみたいです!オタクの推し語りを最後までご覧頂きありがとうございました!)