和歌山・善兵衛農園で過ごす1週間【体験記/びわの収穫編】
こんにちは!
立命館大学 食マネジメント学部、1回生のヒヨリです。
今年の5月に、授業で一緒になった先輩に誘っていただいたのがきっかけで善兵衛農園さんを訪問しました。
フットワークが軽いタイプではない私は、
誘いを受けたとき「楽しそうだけど、授業もあるし…どうしようかな?」と、とても迷いました。
しかし、「ここで縁農のチャンスを逃したら次はないかも!」「1回生から農業体験に行っておけば強い?」と思い起こし、参加を決めました。
◆初めての光景と素敵な人たち✨
5月27日の朝。善兵衛農園さんに向け電車で出発しました。
箕島駅につくと、農園スタッフの方が車で迎えに来て下りました。
そして、駅から約15分で農園に到着。
笑顔で迎えいれてくださいました。
車を降り一番に目に入ってきたのは、高く積まれた倉庫にたくさんのびわ。
その光景に期待がふくらみ、心が徐々にワクワクしていくのを感じました。
自己紹介の後、早速作業内容を教えていただき縁農に入りました。
◆【梱包も!?】初の縁農作業👩🌾
善兵衛農園さんでは、収穫から箱詰めなど作業全てを、農園内で行っています。
そのため、収穫作業だけでなく商品になり、送り出す過程までを実際に見ることができます。
行った作業は、主に2つです。
◆その1 収穫作業
一つずつ手作業で、大きさや色を確認、収穫し、
その後、びわを痛ませないように綺麗にコンテナに積みます。
びわの木は、倉庫から少し離れた山の斜面で栽培されています。
(みかんも同じように山の斜面で栽培)
コンテナを運ぶ力作業もありました。
しかし、この作業を経て梱包の後、消費者の方々に繋がる第一歩だと想像すると、とても魅力的な作業でした。
作業自体は、難しくなく初心者でも行うことができます。
しかし、びわという果物がとても繊細で傷つきやすいので常に集中して行いました。
◆その2 選別、梱包作業
倉庫内でびわを袋から出す、びわに残った枝を切る、重さで分ける、箱を組み立てる、そして箱詰め。
この、一連の作業をひたすら行います。
基本的にコンテナに座って行い、重さの仕分けのみ立ち仕事でした。
また、作業中は初対面の方との仲良くなれるチャンス!
友達はもちろん、普段は関わることのない、幅広い年代の方とお話しすることができ、楽しんで作業することができます。
学内だけでなく他大学の方とも交流できる貴重な機会でした。
◆【ぶっちゃけ㊙️】共同生活って大丈夫なん??
1日の作業は、だいたい17時ごろに終了。
その後、共同生活の醍醐味、夕食づくりが始まります!
「みんなで協力してご飯を作り、一緒に食べる。」
1日やりきった後にみんなで食べるご飯は本当に美味しかったです。
ごはん中は、信太郎さんやほかの参加者の方といろんなお話をし、とても充実した時間でした。
「自由時間も充実。とにかく自由!」
夕食が終わると、自由時間です。
各自課題をしたり、みんなでカードゲームをしたり。
修学旅行のような気分で、はしゃいでしまいました。
就寝時間も、それぞれ。自分の好きな時間に寝ていました。
(朝から全力で過ごしたからか、布団に入った瞬間爆睡…(笑))
◆【学生の本業】授業や単位との両立の極意✍️
一週間、滞在して行う縁農。
「でも、授業はどうするの?」
「1,2回生は授業が多いから難しいよね」と思った方。
安心してください!
善兵衛農園さんは、私たち学生の生活をしっかりと考慮してくださっており、学生生活との両立することができます。
◆授業を受ける
・事前に時間割を提出
・時間になると作業を中断し、オンラインで授業を受ける
・授業を受ける部屋、個人部屋で受講もOK!
(会話する必要がある場合など)
◆課題をやる
・夜ご飯後の自由時間
・Free Wi-Fiあり!
(出発前に、課題する時間がないと思い全て仕上げていきましたが、その必要はありませんでした!)
◆【気づき】一歩を踏み出したからこそ🌱
善兵衛農園さんで一番学んだこと。
それは、「好きという気持ち」の大切さです。
園主・信太郎さんをはじめ、善兵衛農園さんで働いている方々は作業中本当にキラキラとされていて、この仕事が好きということを感じ取ることができました。その姿が本当に印象深かったのです。
突然ですが、私にはあまり趣味や特技がなく、そんな自分をコンプレックスに感じていました。
そんな時に、この縁農に出会いました。
参加を迷っていた私ですが、今では本当に、参加して心から良かったと思っています。
なぜなら、この活動を通してたくさんの素敵な人たちに出会えたから。
縁農は、出会った方のお話を通して、たくさんの知識・新しい見方を得ることができます。
「農作業だけじゃない。」そんな魅力も兼ね備えています。
もちろん、善兵衛農園さんでは食についての学びも多くありました。
田村地区(農園のある場所)には、独自の流通スタイルがありマネジメントやマーケティング面でも、とても実践的なお話も面白かったです。
興味のある方は是非、信太郎さんにお話を聞いてみてください。
◆【まとめ🍊】共に過ごす、特別な時と空間
1週間に渡る、食・農業に興味がある人達との共同生活。
たくさんの出会いや知識を得ることができます。
本当に充実した日々を過ごすことができ、心が感動・驚き・幸せで満たされ、「ずっと、もっと、ここで生活したい!」という気持ちになりました。
是非、この経験や思いを、一度あなたに感じていただきたいです。
◆Writer: Hiyori Naka
◆Editor: Kanna Yamanaka
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 今後も少しずつですが、メンバー一同全力のnoteを更新していきます! お楽しみに! ▼現在、募集中の縁農や最新情報はSNSをCheck! https://linktr.ee/kanoru