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生地選びについて

こんにちは。


今日はkanoriの耳飾りで一番重要と言っても過言ではない
生地選び】についてお話したいと思います。

kanoriの商品には、着物の生地を使ったものが多くあります。
和裁専門学校(着物を作る学校)に通っていたこともあり、着物が元々好きでした。
日本の伝統的な手法を凝らして作られた着物__
そんな素晴らしい【和】の素材をいかに身近に取り入れられるか…と考えた結果、
アクセサリーにして気軽につけられるものを作ろう!となり、今に至っています。

着物【和】とビーズ【洋】を組み合わせ、【和洋折衷】な雰囲気があるものを特徴に、
着物独特の色彩や質感、そしてビーズとの組み合わせを楽しんでいただければと思って作っています。


“着物”と言っても種類や色、素材など様々…
染めなのか、織りなのか、
絹なのか、化繊なのか…
それぞれ特徴があり、その素材の質感、風合いを大事にしつつ作品に仕上げる必要があります。


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↑上の画像の様に、『黒』といっても染め方や織り方、糸の素材(絹、ウール、麻…など)によって質感や雰囲気はがらりと変わります。
そして、それぞれの生地に合った縫い方(糸の張りの強さなど)を見極め、生地が傷まないようビーズを縫い付けるのも重要となってきます。

私は作品を作る時まず生地から選び、その生地の柄や色、雰囲気からインスピレーションが沸き(大げさですが。笑)
そしてそれを表現するためビーズを一粒一粒縫い付けていきます。
生地とビーズの両方を合わせて表現しているのです。

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色を重視する場合は『ちりめん』をおすすめしています。
『ちりめん』も生地の種類や用途は様々なのですが、
ちりめん細工などにも使われているレーヨン100%のものが色の種類が豊富で、肌触りも良く、光沢があるためおすすめです。 

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質感を重視する場合は、『絞り』の素材がおすすめです。
特徴的な凹凸により、触り心地も良いです。
ドット柄の様な模様が印象的なのでビーズはシンプルにまとめるといいかと思います。
絞りの生地は伸縮性もありますので扱いが難しいのですが、そこも調節しながら包んでいくのは自然と気合いが入ります。笑

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そして、より個性的に『着物』の存在を強く出したい方には、色々な染めや織りの生地をおすすめします。
kanoriで扱う着物のほとんどが自身の学生時代に作った着物のはぎれ、
そして私の祖母の着物から耳飾りを作っています。
現在選択できる数が少ないかと思いますが、
今後着物の買い付けなどで種類も増やしていきたいと思っておりますので、ご期待ください。笑



【kanori】



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kanoriではオーダー、セミオーダーも受け付けています。
Instagramで投稿している作品以外にも、一から「こんな色で、こんなイメージで__」などありましたらお気軽にご連絡下さい。
そして、過去投稿した作品のスクショを送っていただき、生地の色を変更や、ビーズの色を変更などのセミオーダーも受け付けております。
気になったものがありましたらぜひ一度ご連絡下さい。
(※素材や色などご希望に添えない場合もございます。まずは一度ご相談ください。)

▼InstagramのDMにお問い合わせお願いいたします。


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