【14芝居#06】セリフの覚え方
こんにちは、会社員役者のかのんです。
オンライン一人芝居お披露目まで、あと9日。
ついに、残り日数が一桁になってきました。
これまでの記事は下記にまとめています。
日常生活で「芝居をしています」というと、よく聞かれる事があります。
それは、「え、セリフって覚えられるの?」
もちろん覚えています。
作品の内容を読み込みながら並行してセリフを覚えていきます。
今回は私流のセリフの覚え方を紹介していきます。
まずはただひたすら声に出して読む
最初はこれに尽きる、と思っています。
言葉に引っ掛かりがなくなるくらいひたすらに声に出して読んでいきます。慣れてきたらスピードを速めて。
これにより、以下の効果を実感しています。
・セリフをリズムで覚えられる
・滑舌が良くなる
・セリフを噛まなくなる
家で一人でいる時は声に出して、そうでない時、例えば移動中等は黙読で、ただただひたすらに読んでいきます。ちなみに誰もいない夜道でもぶつぶつ唱えていたりします。職質には注意です。
そしてこれ、何か別の作業をしながらがオススメです。料理しながら、洗濯物を干しながら、筋トレをしながら…などなど。他のことをしながらでも言えるようになると、セリフが完全に頭に入る=自分のものにできます。
ブロックごとに進度を確認
内容を含めて頭に入れられているか、自分のものにできているかの確認をします。ここでは、一気に全てを確認するのではなく、シーンや感情が変わるごとにブロック分けをし、各ブロックごとに反復して確認していきます。
ブロックごとに確認することで、理解が及んでいない箇所に気付くこともできます。そうした箇所は改めて台詞の分析・考察をしながら、セリフを反復して唱えます。
ふとした時、全てが頭に入っている
そんなことを繰り返していると、ある日ある朝、目が覚めて、試しにセリフを声に出したらすらすら言葉が出てきた。という時が訪れます。
これが私のセリフの覚え方です。
もちろん、覚えた後にも時間が空いたらセリフを反復することはやめません。自分の言葉として定着させたいからです。今回の本も同じ。
舞台もそうですが、オンライン一人芝居もその時の本番は一回しかなくて、NGを出すわけにはいきません。それでもなんらかのトラブルはつきものです。オンライン一人芝居は、ネットワークの問題、PCの不具合、そのほか自分で動かさなきゃいけない音響・照明・美術の問題など、予期せぬトラブルと隣り合わせの状態で演技をします。
本番に何かが起きても、セリフが飛ぶ事がないように。直前までセリフをひたすら読む事はやめません。
一番は何も起きない事、なんですけどね。
さて、明日は告知動画の提出日。今回はどんな動画を作りましょうか。
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今回のオンライン一人芝居のほかにも複数の形で表現活動に挑戦しています。「いいな」「今後に期待したい」と思っていただけましたら下記より応援いただけましたらとても嬉しいです。
■14日後に日の目を観るオンライン一人芝居
オンライン一人芝居のzoom番組「モノステ」にて、4回出場のうち3回視聴者投票1位!3回優勝の副賞として脚本家・映画監督の渋谷悠さんに、私の話をもとに完全新作の一人芝居台本を執筆いただきました。
7月29日(木)が、そのお披露目の機会。出演・演出・舞台美術・照明・音響はすべて私!今だからこそ生まれた新しい挑戦を是非ご覧ください。
モノスポpresents
モノローグ・オンラインステージ(略称:モノステ)
日時:2021年7月29日(木)21:00〜
場所:モノステzoom特設ステージ
※zoomが立ち上がります
予約:不要
料金:入場無料・投げ銭制
※出演順、出演目安時間は確定次第Twitter・noteでご案内します
※上演時間は10分程度です
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