2月21日(金)本日の東京市場は、為替の円安傾倒は支えも上値の重い展開に。
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■2月21日 本日の見出し
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為替の円安傾倒は支えも上値の重い展開に。
3連休を前に手控えムードも強まりやすい。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、kanonです。
本日の日経平均株価は前日と同じ水準で始まり、
揉み合い基調となる展開が想定されそうです。
日本市場は明日より3連休ですので、
積極的に買い進めるムードにはなりにくく
中国株が伸び悩めば場中に
じりじりと下落する可能性にも注意が必要でしょう。
昨日の寄り付きからの上昇を持続できなかったことで、
日経平均株価の上値の重さも意識されていますので
3連休を前に無理に買い持ち高を増やす必要はないと見ており、
本日の寄り付きを見て上値の重そうな銘柄については
一旦手仕舞っておくことも視野にご検討ください。
新型肺炎の影響は一時的で
いずれ日本株も上向くと見ておりますが、
ボラティリティが高まっているときは無理をせず
落ち着きを少し待って買いに入っていきましょう。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比128ドル05セント安の2万9,219ドル98セントと反落。
新型肺炎が世界景気を下押しするとの懸念から
売りが優勢となりました。
中国湖北省は企業の休業を3月10日まで延長することを決定。
WHOは20日の記者会見で、
感染拡大ペースは鈍化している一方で
「まだ安心できない」と述べています。
また、ロイター通信が「台湾の鴻海精密工業傘下で、
iPhoneを生産する富士康科技集団(フォックスコン)は
新型肺炎の拡大が2020年の売上高を押し下げる」と伝えたことで
半導体関連銘柄に売りが波及し、ナスダック総合株価指数も反落して終了。
一方で、ディフェンシブ関連銘柄には資金が向かい
取引終了にかけては下げ渋って終了しております。
『為替』
20日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=112円05~15銭と円安に傾倒。
市場予想を上回る米経済指標が相次ぎ、
米国と日本の実体経済の差を意識した円売り・ドル買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
20日のシカゴ日経平均先物3月物は、前日比60円安の2万3,525円と反落。
新型肺炎の感染拡大に収束の兆しが見えないことから
米株式が売られ、日経平均先物もつれ安しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,219.98 (-128.05)
・ナスダック:9,750.965 (-66.215)
・S&P500:3,373.23 -12.92)
・為替 ドル円:3,373.23(+1.34)
『国内』
・日経平均株価:23,479.15(+78.45円)
・TOPIX:1,674.4886(+2.62)
・日経ジャスダック平均株価:3,712.78(-6.91)
・東証マザーズ指数:823.30(-6.85)
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■本日のイベント
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『国内』
1月全国消費者物価指数(8:30)
『海外』
米1月中古住宅販売(2/22 0:00)