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2月20日(木)本日の東京市場は、売り方の買い戻しも巻き込み大きく上昇する展開に。

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■2月20日 本日の見出し
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為替が1ドル=111円台まで円安に傾倒。
売り方の買い戻しも巻き込み大きく上昇する展開に。

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■本日の日本株概況
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米株式市場では、ナスダック総合株価指数が
連日で最高値を更新しております。

割高感が強まっているのにも関わらず
金融緩和が投資家心理の支えになっており
バブルのような状況でしょう。

ドル円相場も新型肺炎の感染拡大を受けても
なかなか円高方向に傾かなかったことで、
大きく円安方向に動いております。

相対的に米国経済が強く、日本経済が弱いと
見られていることも要因でしょうから素直には喜べませんが
国内輸出企業の業績への懸念が後退し、
足元では市場の支えとなるでしょう。

現在の日経平均先物は節目と意識されやすい
25日線、75日線を上回って推移しており、
目先の日経平均株価は売り方の買い戻しも巻き込みながら、
2万4,000円付近までの上昇を試す展開に期待ができるでしょう。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比115ドル84セント高の2万9,348ドル03セントと反発。

中国政府の積極的な景気支援策で
新型肺炎の経済的な悪影響が和らぐとの見方が広がり
前日に売られていたアップルや、
半導体関連銘柄に買戻しが優勢となりました。

中国政府は新型肺炎の影響を受ける企業に
供給網の安定や資金繰りなどで支援すると報じられています。

米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した
1月の米連邦市場委員会(FOMC)の議事要旨で、
楽観的な見通しが示されていたことも支えに。

ナスダック総合株価指数は3日続伸し、最高値を更新しております。

『為替』

19日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=111円30~40銭と円安に傾倒。

19日に発表された1月の米住宅着工件数は
1,556万7,000件と前月比で3.6%減少も
市場予想(143万件)ほど落ち込まなかったことなど
強い米国経済が意識される材料が続いており、
売り方の買い戻しも巻き込む形で、ドル買いが進みました。

『日経平均先物』

19日のシカゴ日経平均先物3月物は、前日比395円安の2万3,585円と大幅反発。

新型肺炎の影響が比較的少ないとの見方からドルが買われ、
円安が進んだことで買いが優勢となりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:29,348.03 (+115.84)

・ナスダック:9,817.180 (+84.437)

・S&P500:3,386.15 (+15.86)

・為替 ドル円:111.25-111.26(+1.14)

『国内』

・日経平均株価:23,400.70(+206.90円)

・TOPIX:1,671.86(+6.15)

・日経ジャスダック平均株価:3,719.69(+24.44)

・東証マザーズ指数:830.15(+21.53)

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■本日のイベント
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『国内』

20年国債入札

『海外』

米2月フィラデルフィア連銀景気指数(22:30)
米1月景気先行指数(2/21 0:00)

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