8月5日（水)本日の東京市場は、持ち高調整の売り先行も、下値は限定的か。

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■8月5日　本日の見出し
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米国では、金利低下・ハイテク株高が続く。
持ち高調整の売り先行も、下値は限定的か。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。

前日の米国株市場でも、金利低下と
ハイテク株高が継続しております。

本日の日本株市場では、
新型コロナウイルス第2波への警戒感が依然として強いため、
前日、前々日と上げ幅を拡大していた分の
持ち高調整の売りが先行しそうですが、

個別で好決算を発表した銘柄などに
買いが集まる展開となりそうです。

また、本日は7月の中国非製造業PMIの発表が午前中に予定されますが、
3日発表の製造業PMIは9年半ぶりの高水準となっています。

ここのところ米中の指標改善が
株式相場の支えになっている面もありますので、
好悪材料が入り混じるなかでも
下値の堅い展開に期待ができると見ています。

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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』

4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比164ドル07セント高の2万6,828ドル47セントと続伸。

追加の経済対策を巡る不透明感から
朝方は小幅に下げる場面も見られましたが、
共和党上院トップのマコネル院内総務が、
「米政権と民主党指導部が合意すれば
その案を支持する」と述べたことで
引けにかけて徐々に買いが入りました。

また、中東レバノンの首都ベイルートで
大規模な爆発があったと伝わったことで、
中東の地政学リスクの高まりが意識され
原油先物相場が上昇し、石油株が買われたことも
指数の押し上げ要因になっています。

アナリストが目標株価を引き上げた半導体の
アドバンテスト・マイクロ・デバイス（AMD）などが買われたことで、
ナスダック総合株価指数も続伸。

『為替』

4日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円65銭～75銭と円高に傾倒。

米長期金利が一段と低下する場面で円買い、
ドル売りが強まっています。

『日経平均先物』

4日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比115円高の2万2,500円と続伸。

4日の米株式市場でハイテク株の比率が高い
ナスダック総合株価指数が連日で最高値を更新しましたが、
米議会で調整が難航している経済対策の行方を
見極めたいとして、上値は限定的です。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：26,828.47　（+164.07）

・ナスダック：10,941.166　（+38.369）

・S&P500：3,306.51（+11.90）

・為替　ドル円：105.74-105.75（-0.17）

『国内』

・日経平均株価：22,573.66（+378.28円）

・TOPIX：1,555.26（+32.62）

・日経ジャスダック平均株価：3,424.75（+23.35）

・東証マザーズ指数：1,008.53（+13.55）

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■本日の予定
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『海外』

米7月ADP全米雇用リポート（21:15）
米6月貿易収支（21:30）
米7月ISM非製造業指数（23:00）

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■本日の決算発表
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ホンダ、伊藤忠、ユニチャーム、オリンパス、アサヒ、シスメックス、
サントリーＢＦ、日清食ＨＤ、レーザーテク、大成建、ライオン、ホトニクス、
大日印、いすゞ、参天薬、東センチュリー、大正薬ＨＤ、三浦工、
アルフレッサＨＤ、コンコルディア、空港ビル、セガサミーＨＤ、日油、帝人、
Ｊパワー、日立キャピ、不二製油、レンゴー、アリアケ、ツムラ、富士急、
ＤｅＮＡ、ミルボン、広島銀、日信工業、デサント、日清紡ＨＤ、コロプラ、
タクマ、日本ライフＬ、西松建、ティーガイア、ＵＴ　ＧＲＯＵＰ、川崎船、
ＭＣＪ、三井海洋、グレイス、ＪＡＭ、図研、ラウンドワン、
Ｕアローズ、ＵＮＩＴＥＤ、ロードスター

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■本日の注目銘柄
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・【3536】アクサスホールディングス

20年8月期は3期ぶりに過去最高益を更新する見通し。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。