6月16日(火)本日の東京市場は、前日の大幅下落に対して買戻しが優勢に。
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■6月16日 本日の見出し
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前日の大幅下落に対して買戻しが優勢に。
2万2,000円近辺では戻り売りも見られるか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
前日の米国株価指数はFRBの社債購入などを好感し、
プラス圏に戻して終了しています。
昨日の下げは短期筋の売り仕掛け的な面もありましたが、
金融緩和などの影響による金余りが続いていることから
投資家の押し目買い意欲は依然として強いのでしょう。
また、本日には国内で黒田日銀総裁会見、
米国ではパウエルFRB議長議会証言を控えており
新規性のある材料が出てくる可能性は低いものの
金融緩和策への期待は一定の支えとなりそうです。
日経平均株価では、昨日の安値2万1,530円を下値目途として、
まずは5日線の位置する2万2,199円を上抜けるか
様子を見ていければと思います。
25日線を支えに株価が切り替えす期待もできるものの、
今日陰線を引く場合は、すぐには上昇に戻さず
揉み合った後に一段下に下落するシナリオも頭に入れておきたいです。
今日買いに入る場合は、
買い増しができる余力を残しておくといいかと思います。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前週末比157ドル62セント高の2万5,763ドル16セントと小幅続伸。
新型コロナウイルスの感染第2波リスクから売りが先行したものの、
米連邦準備理事会(FRB)の社債購入開始などの
景気支援策が好感されて上昇に転じて終了しています。
主力ハイテク株にも買いが優勢となり、
ナスダック総合指数も大きく下落しています。
『為替』
15日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=107円30~40銭と前週末でほぼ横ばいの推移となっています。
午後に米原油先物や株式相場が上昇に転じると
低リスク通貨とされる円は売られ、方向感に欠ける展開となりました。
『日経平均先物』
15日のシカゴ日本株市場で日経平均先物6月物は
前週末比で235円安の2万1,915円と反落。
朝方に新型コロナウイルスの感染「第2波」への懸念から
米国株価指数とともに売りが優勢となりましたが
FRBの社債購入開始を好感し下げ渋って終了。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,763.16 (+157.62)
・ナスダック:9,726.023 (+137.215)
・S&P500:3,066.59 (+25.28)
・為替 ドル円:107.44-107.45(+0.09)
『国内』
・日経平均株価:21,530.95(-774.53円)
・TOPIX:1,530.78(-39.90)
・日経ジャスダック平均株価:3,378.84(-39.62)
・東証マザーズ指数:958.28(-40.96)
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■本日の予定
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『国内』
黒田日銀総裁会見
『海外』
パウエルFRB議長議会証言(米上院)
独6月ZEW景況感指数(18:00)
米5月小売売上高(21:30)
米5月鉱工業生産(22:15)
米4月企業在庫(23:00)
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■本日決算発表
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フェローテック、CACHD