時間を告げる人
【詩】時間を告げる人
作:カノン
その人は時間を告げる人
何の時間かというと、命の時間だ
目の前の人の命の時間がみえるという
写真の人の命の時間がわかるという
それは、どんな気分なのだろう
それは、どんな心境なのだろう
ある日、私はその人のことを教えてもらった
きっと、私にその人と合う覚悟ができたからだろう
そして、思い切って会ってみた
大事な人の写真を持って
ある人の命の時間を聴いた
私に聴く覚悟ができていたからだろう
ある人は命の時間を聴けなかった
私に聴く覚悟ができていなかったからだろう
最後に
私の命の時間をやんわりと教えてくれた
それが長いのか短いのか
私にはどちらとも受け取れた
いずれにしても、
私は今、幸せを感じながら生きていきたい
いや、生きていこう
時間を告げる人に感謝したい
なぜなら、命の時間の尊さを感じられたから
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