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アラサー拗らせ女の結婚相談所活動体験記④ 〜今の旦那さんと仮交際→真剣交際に入るまで〜

たいした恋愛経験を積まずにアラサーまできた女の結婚相談所活動体験記、今回は真剣交際編です。

すでに4記事目、長くなりそうなのでマガジンにしました。笑
これまでの3記事はこちらから⇩

28人目のお見合いで出会った彼にビビッときてそのまま仮交際、3回目のデートで真剣交際に入りました。

この記事では真剣交際に入るまでの過程と、真剣交際中のことを書きます。


お見合いから真剣交際に入るまで

初対面でお互い“ビビッ”ときていた

成婚者の話でよく聞くのが、「お見合いしたときから“この人だ!”と思いました」という話。

お見合いと仮交際のループにハマっていた私はこの話を聞くたびに「ほんまかいな」と思っていましたが、ほんまでした。笑
私が今の旦那さんとの初対面でビビッときた様子は、前回の記事に書きました⇩

この“ビビッ”は、30人近くお見合いして合う合わないの直感が育っていたからこそ感じられたものだと思います。
正直1人目だったら決め切れなかったかもしれません。

そしてありがたいことに、旦那さんも私のことを初回からいいなと思ってくれていたとのこと。
お見合いの終わりには「仮交際申し込むので、よろしくお願いします!」と言ってくれました。

捻くれ者の私は「誰にでも言ってるのかな」と思っていたのですが笑、後から聞いたらこれまでは言ったことないとのことで、私と同じくらい初対面の感触は良かったようです。

3回目の仮交際デートで真剣交際へ

まず、仮交際に入った当初の私のテンションはこちら⇩

私的にはもうほぼ彼1択だけど、彼はまだ入会したてで比較フェーズだろうし、うちの仲人さんに言わせるといわゆる“モテ層”だからまずは交際を継続できるように1回1回のデートを頑張ろう!

彼はプロフィールに「New」の印がついていた新規会員でした。
結婚相談所の活動では“新規狩り”と呼ばれる、新規会員に積極的に申し込む手法があります。
活動したてであれば比較フェーズに食い込めるためです。

新規会員かつピカピカモテ層の彼をそう簡単に仕留めるわけがないと思っていたので、少しでも長く落とされないように頑張ろうくらいのテンションでした。

ところが彼は2回目のデートで真剣交際の打診をしてくれました。

1回目の仮交際デートは居酒屋で2時間ほど飲んでお喋り。2回目のデートはとあるデートスポットをぶらぶら散歩しました。
2回目のデートで本当は展望台に行こうと思ったのですが、お喋りが止まらなくてカフェで2時間ほど喋った後、居酒屋でまた2時間喋りました。

そしてなんと、2回目のデートの居酒屋で「この先も進めたいと思っています」と真剣交際を打診されました。
それだけでなく、解散後には電話がかかってきて、「さっき言えなかったんですけど、好きです」と絵に描いたようなまっすぐな告白をしてくれました。

お互いお見合いや他の方との交際が残っていたので、3回目のデートで正式に真剣交際に進むことになるのですが、3回目のデートの日も彼は「こういう場だからこそ、機械的に進めるのではなくきちんと思いを伝えたい」と言って、手紙を書いてきてくれました。

ここでまさかの蛙化現象を発揮

真剣交際に入る前後の私の心境

これまで「好きになれる人がいない…」とぼやいていた私が「初めて好きになれそう!」と思った相手が、最速のスピード感で自分を好きと言ってくれているなんて、こんなことが自分に起きるとは想像もしていませんでした。

こんなにありがたいことはない。
もちろん私も真剣交際に進みたいを伝え、とんとん拍子でステータス変更となりました。

初めての真剣交際で盛り上がるかと思いきや、なんと私は絶賛蛙化現象に陥ってしまいました。。
本当にめんどくさい女なのは百も承知です。

2回目のデートの帰りに好きだと告白されたときも、「私も好きになれそうだと思っているし交際は進めたいのだけど、まだそこまで気持ちが追いついてない」と馬鹿正直に伝えてしまうなど、30年の拗らせをしっかり発揮(笑)

真剣交際に入った翌週も、仲人さんとの電話面談で号泣をかましました(笑)

自分でもなんだかよく分かっていないグチャグチャな気持ちを仲人さんに長文LINEで送りつけたところ、すぐに電話面談をセッティングしてくれたのです。
1時間私の話を聞き続け、号泣する私を慰め続けてくれました。

私が入っていた相談所の仲人さんは、個人運営の良さを抜群に発揮されており、とにかく面倒見が良かったです。
他の相談所ではこうはいかなかっただろうなと思います。。

私のまとまらない話を聞き続けてくれた仲人さんの「かのんさん、不安なんですね」の一言が印象に残っています。

ここで「私、不安なのか」と気づきます。何が不安なのか深掘りしてみました。

不安要因① 本当の私を知らないのに好きになられた

私は少々捻くれた思考の持ち主だと自認しています。
学校などのコミュニティでも、いつもコミュニティの中心から少し離れたところで俯瞰して物事や人間模様をみるタイプの人間でした。

結婚相談所の婚活では、結婚前提だからこそ早い段階で込み入った話をすることは心がけていたのですが、さすがに2〜3回会っただけじゃ難儀な私の人間性は伝わりきらないだろうと思っていました。

端的にいうと「まだ私のことすべて知らないくせに軽々しく好きとか言うな!」という感じですね。。
(何度も言いますがめんどくさいし何様?なのは百も承知です)

不安要因② 自分も彼と同じくらい好きになれるか分からない

結婚相談所の活動で、会って2〜3回目の段階でここまで高い熱量で想いをぶつけられたことも初めてでした。

既述の通り、当初の私の気持ちとしては「好きになってもらえるように頑張ろう」だったので、私が好きを育てている間に彼には比較してもらって、あわよくば私に決めてもらおうくらいのテンションでした。

それがまさか私の気持ちが育つ前に彼からこんなに早く好かれてしまい、熱量が上がるスピード感も熱量の高さも、想定を遥かに超えていました。。
逆に「え、私も彼と同じくらいの熱量まで持っていけるのかな?」と焦り出してしまったというのが不安要因のひとつだったのかなと思います。

紆余曲折の末無事真剣交際開始

仲人さんのスーパープレイ

今思えば本当に高飛車ですが、まあここでなんのトラブルもなく上手くいっていたら30人にも会ってないですし、もっと言えば婚活する前に結婚できていた説もあります。
拗らせ女とはこういうことです(笑)

私は取り乱しつつも、結婚するなら彼だと心のどこかで思っていたことは変わりませんでした。
ここで自分から彼を手放してしまったら、もう誰も好きになれないだけでなく、誰からの好意も受け取れないと分かっていたので、仲人さん相手に取り乱しながらも彼との真剣交際は粛々と開始しました。

私が落ち着いて交際を開始できたことには他にも理由があります。
私が仲人さんに号泣電話をかました数日後、私の仲人さんが彼の仲人さんとコンタクトをとってくれました。

「彼の熱量にかのんさんが追いついてなくて不安になっているけど、かのんさんも真剣に彼と向き合いたいとは思っているからできれば長い目で見てあげてほしい」と彼の仲人さんに伝えてくださったようです。。

本当に感謝しかないです。
仲人さんのサポートがなければ間違いなく今の私はいません。。

彼が所属していた結婚相談所は男性専門サポートをウリにしていました。
彼の仲人さんはチャキチャキした女性で、「男女の気持ちの上がり方に差があるのはよくあること」と当然のように認識されていて、私の仲人からの連絡を受けて彼に「焦るな」と少し釘を刺してくださったようです(笑)

おそらくこの助言を経て、真剣交際に入って少しした頃、彼から「ゆっくり進めよう」という話をもらいました。
私は自分のペースで彼と向き合って良いんだということにようやく安堵して、無事に交際を進めることになりました。

彼が私にハマった理由

彼との真剣交際を始めるにあたり、不安だった気持ちが少し解消されたエピソードがもうひとつ。

既述の通り、彼はアプリ上では新規会員でした。
それもあって、すぐに好きになられたことに対して「たいして他を見てもいないのにそんなにすぐに決めていいのか!?」と非常に余計なお世話な心配をしていました(笑)

ところが蓋を開けてみたら、彼も私と同じ、結婚相談所移籍組だったのです…!
なんと前の相談所と合わせるとすでに20人くらいお見合いしていたとのこと。

となると、別の疑問が湧いてきます。
「このモテ会員がなぜ20人も会って上手くいかないんだ…?」

実際彼は通算何百人の単位で申し受けがあったとのことだったので、私に辿り着くまで上手くいっていないということは何か事情があるのか…?とまた疑いモードに。

ここも素直に聞いてみたところ、これまで上手くいかなかった要因と私にハマってくれた理由がいろいろと分かりました。

・営業職が長いのでお見合いは得意。お見合い→仮交際で断られたことはほとんどない。ただ本来は理系で、コミュニケーションスキルは後天的に身につけたもの。

・仮交際まではいけるが、仮交際から真剣交際に進むまでに本当の自分を開示できるイメージが湧かず、いずれの仮交際も最大3回のデートで交際終了していた

・私は序盤から自分の特殊な趣味などを自分から開示していたので興味を持ったのと、彼の特殊な趣味についても理解があった。かつ彼の本来の人間性を見抜くような発言があり、「この人となら」と思えた

私が活動で心掛けていた「序盤から込み入った話をする」というのが功を奏しました。
あと人間観察が趣味なので、「本当はこういう人なんだろうな〜」というのを推測して答え合わせするのが好きだったんですよね。

多数の女性を比較した上で、比較的私の芯となる部分というか、根幹的なところをいいと言ってくれているんだなということが分かり、好きになってくれた理由も納得感がありました。

ここで不安要因①の「本当の私を知らないのに好きになられた」が少し解消されたなと思います。

真剣交際に入るまで3回しかデートしていないのに、このフェーズだけで4000字も使ってしまいました(笑)
次回は真剣交際中のことを書こうと思います!

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