梅の木にいる鳥…
先日、湯島天満宮の梅まつりに行った時、梅の木に可愛らしいウグイス色の鳥ちゃんがいっぱい♡♡
ウグイス?その割には『ホーホケキョ』の鳴き声が
全く聞こえない。。ん?この鳥ちゃん、いったい誰?
ウグイスでは無い?調べてみました!
梅の木にいるこの子は…
梅の花にやって来ていたのは…
実は、メジロでした。
メジロは冬、椿や梅の花の蜜を吸って 生活しています。なので、梅が咲くと、つがいや群れで、次々とやって来て 人目にふれるのだそう。
梅の木についても 調べてみると…
梅は 同じ木の花粉では 実を結ばないことが多いのだそうです。
そのまま誰も花粉を運んでくれなければ、梅は咲いても 実をつけることはできませんね。
でもメジロが木から木へ、花から花へと蜜を求めて移動し、梅の花に次々にくちばしを突っ込むことで、異なる梅の花粉が めしべに運ばれてくっついていきます。
その結果、梅は良い実を つけていけるのです。
梅は メジロなどの鳥に大量の蜜を提供する代わりに、花粉を運んでもらっているんですね。
このことを 鳥媒化(ちょうばいか)と言うそうです。
※鳥に花粉を運んでもらう花
ウグイスの正体
実際には 咲いている梅にウグイスが来て 止まることはほとんど無いそうです。
なぜなら、ウグイスの主な食べ物は、虫!
梅の咲く2月には、昆虫類の多くはまだ越冬中なので、梅の木に虫がたくさんたかっている、ということは ほとんどありません。
そしてウグイスの主な生息場所は 藪(やぶ)の中。
警戒心がとても強いので、鳴き声が聞こえる時には 姿がほとんど見られないと言われているそうです。
梅に鶯(ウグイス)
紅梅の小枝に、うぐいす色の小鳥。
この 梅と鶯の組み合わせは、もともと奈良時代に中国から伝わったものだったようです。
『古今和歌集』や『万葉集』にも 梅と鶯を題材とした和歌が たくさん詠まれていました。
花札が作られた江戸時代も『梅と鶯』定番中のお似合いな人気のデザインの組み合わせ として愛されていたんですね。
”梅に鶯” ことわざとしてもありますね。
意味は ⇒ 取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもののたとえ。仲のよい間柄のたとえ。
『梅に鶯、紅葉に鹿、牡丹に唐獅子、竹に虎』
なんとも理想的な デザインの光景ですよね✨️
今日も読んで頂き、どうもありがとうございました。
❁⃘*.゚ Kanon ❁⃘*.゚
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