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今日から3月🌸『弥生』

3月の別称を『弥生(やよい)』といいます。

弥生とは…

明治初め、陽暦(新暦)を採用した日本。
各月を現在のような1月〜12月で表すようになりました。これ以前の陰暦(旧暦)では、和風月名という季節感のわかる言葉で 各月を表現していたのです。

1月は『睦月』。2月は『如月』。
『弥生』は 和風月名の 3番目にあたる月です。

小学校の頃、睦月、如月、弥生…と12ヶ月 覚えた事を思い出します。

本来陽暦では、数字で各月を表すので(1月〜12月)和風月名は不要です。ところが陽暦になった今でも、月の別名として 和風月名は親しまれていますよね。現在でも見かけるのは、昔の名残といえます。

弥生は 陰暦の3月

陽暦採用前の日本では、陰暦(旧暦)が使われていましたが陰暦の3月は、陽暦の3月と時期が違ってきます。
陽暦は陰暦から 1か月ほど遅れているのです。
陰暦の3月は、陽暦の3月下旬から5月上旬頃にあたります。

弥生の意味、由来・語源

弥生の由来・語源を辿ると、『弥生(いやおい)』が変化して「やよい」と読むようになったそうです。

弥生の『弥』は⇒いよいよ・ますます。
『生』は⇒草木が芽吹くことを意味しています。
弥生とは、草木がだんだんと芽吹く時期 をさす言葉なのですね。

3月の異称

「桜月(さくらつき)」「花見月(はなみつき)」「花月(かげつ)」「花咲月(はなさきづき)」

旧暦の3月は、桜をはじめ 花が咲く季節なので、「桜月」「花見月」「花月」「花咲月」という異称が生まれました。

まとめ雑学

和風月名は、ほぼほぼ名前に”月”が着きますが、
「弥生」と「師走」だけは”月”が含まれていません。本来、月を表すはずの和風月名にこの2つにだけ「月」が入っていないのです。ちょっとおもしろい。

ちなみに「弥生時代」は、土器が発掘された東京都文京区の弥生 という地名からきており、暦の弥生とは関係無いそうですよ。

今日も読んで頂き どうもありがとうございました♡

❁⃘*.゚  Kanon  ❁⃘*.゚

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