Long Speedrun Summit 2023 のボランティアをやったメモ
ほんとはやる予定はなかった
LSSは私のRTAを初めて世に出していただいたイベントで、色々自由にやらせてもらえて感謝しています。なので恩返しが出来ないかと思い、2023年は平日にどこか休みを取ってボランティアで参加しようと考えていました。私には他に走れるゲームもありませんし。
しかしいざボランティアの募集が始まった時点で、外せない予定がLSS開催期間どこかに入るという状況になっていて、無理はせず応募は見送っていました。そして月日は流れてもうLSSの採用が出るというような段階になって、平日の日中時間帯のボランティアが不足しているとのお知らせがありました。その直前に未応募の原因となっていた日程がほぼ固まっていたので、後半の方を中心に可能日を提出し、採用されました。
スピーカーやマイクを入れられる環境が取れる確証がなかったためX(旧Twitter)担当のみです。
X(旧Twitter)担当は(私にとって)難しい
仕事内容としてはRTAイベント中に流れてくるポストを書くことです。下記みたいなやつ。これは去年のもので、私が走った時のものですが。
イベントを盛り上げるというのが主な狙いです。ある程度のテンプレートは用意されていて、状況と画像もしくはクリップを添えてポストします。走者からRTAの見所的なところの資料が出ていますが、文章とかは担当者のセンスです。上記で言えば
の部分と画像は担当者が作っていて、その他はテンプレートです。私の場合、見所については画をきっちり指定した(と思う)ので画像にセンスは出ないのですが「J2沼」なんかは担当者がJリーグを知らないと出てこないワードですね。
RTAの内容とはいかずともゲームの内容が分かっていればそんなに大変じゃないのでしょうけれど、普段は人が走るのを見ないのでほとんど初見です。気の利いたポストが果たしてできるかという不安は結構ありましたが、幸い全く何のことだか分からないゲームの担当にはならず、始まる前に予習をして内容を事前にだいたい決めて、あとはその場の流れで手直しをする感じで上手くいきました。
走者がRTA解説動画を作っているととてもやり易いですね。技が上手くいったかどうかや、想定外の事が起こっているかもそれを見れば分かりますし。あと、その解説動画と今の走りを比較することで進行状況がどんな感じか知ることができます。これはすごく重要な事です。ボランティアは1コマ3~4時間で、ゲームの開始時間とかに合わせているわけではないです。そしてセグメントタイムやベストとの比較は配信デザインとして必須ではないため、表示していない場合は進行が順調なのか遅れているのかがパッと見ても分かりません。X担当としてはポストすべき見所が実際にはあとどれくらいでやってくるのか知りたいですし、走者誘導の担当は次の走者を誘導するためにあとどれくらいで終わり、次のスタートはどれくらいになるのかを把握しておきたいわけです。それを追う手法が最初のシフトの時に確立できたので、割と余裕をもって配信を見ることができました。予習をしていると配信がちゃんと面白いんですよ。今更?
ボランティアをやって分かること
私は人の走りをあんまり見ないし、自分の配信に積極的に視聴者を呼ぼうと思っていない人なので、視聴者が何が分からないとか、何が知りたいとかが案外分かっていないのです。そんな人がゲームの内容に突っ込んでいく必要がある仕事をすると、色々と新しい気付きがあります。
改めて見ると、自分のRTAはゲームを知らない人だと何が面白いか全く分からないですね。解説動画なんて記録を追い求めるだけなら不要とか思っていましたが、イベントで走るなら簡単なものでも作った方が良いと感じました。
まあ面白くないと思ったからLSSに出るにあたっては企画っぽい感じにして、ネタを色々用意したわけですが。
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