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眠り呪いのフェアリー採用「WURテンポ型石鍛冶」〜レガシーNo.3〜
はじめに
令和5年10月8日に行われた第17回彼の地きずな杯(レガシーの部)の優勝デッキの紹介です。
今回は私が優勝いたしましたので自分自身のデッキ紹介となります。
デッキリスト
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デッキ内容
青白石鍛冶デッキですが今回は《不毛の大地》《もみ消し》のマナ拘束セットに《目くらまし》を合わせてクロックパーミッションを仕掛けるテンポデッキに寄せています。
あつまれエルドレインの森
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新弾の『エルドレインの森』で登場した《眠り呪いのフェアリー》は上記のマナ拘束戦術と相性が良く『護法2』が呪禁のように機能してさながら《真の名の宿敵》のようなアタッカーとして運用することができます。
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大型アタッカー枠は以前《真の名の宿敵》と《濁浪の執政》で争い、どちらを採用しても裏目があったり両方積むと重かったりと安定しませんでしたが、今回件のフェアリーを採用したことにより《濁浪の執政》1本に絞ることができたのが大きな点です。
今レガシー環境に住んでいるなら最悪な数字は「2」ってことになる
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打ち消し枠は《意志の力》《目くらまし》の他に《呪文嵌め》を2枚取っています。強力な2マナ圏が多いというのもありますがやはり《豆の木を登れ》と《オークの弓使い》を強く意識しています。
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《意志の力》や《孤独》のハンドコストが突如プラマイ0になる置物としてコントロール系で採用されているこのカード、キャントリップがついているため除去しようとも着地を許した時点でディスアドバンテージとなってしまうため着地を許さない確定打ち消しが重要になります。
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もう一枚は現在レガシー環境に多大な影響を与えている《オークの弓使い》を意識しています。上記の豆の木だけでしたら受けの広い《呪文貫き》が有力候補となるのですがこのカードを意識すると《呪文嵌め》にせざるを得なくなります。
上記2枚の存在から現環境では《呪文嵌め》がオススメとアドバイスをくださった「たつあに」さんありがとうございました
↑この時のフリプでアドバイスもらいましたこの時のフリプで豆の木のキャントリにキレました
《オークの弓使い》被害者の会in青白石鍛冶
かつて石鍛冶デッキに採用されていてたが今回《オークの弓使い》の影響で採用を見送ったカードたちの紹介です。
・エスパーの歩哨
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現在のフェアリーの枠で採用されていた一枚、タフネスが1な上にドロー能力は相手がタイミングを調整できてしまい《オークの弓使い》と相性が悪いため採用を見送っている一枚です。カード自体は非常に優秀でマナ拘束戦術と合わせると強力なヘイトベアとなるため弓使いが禁止・減少した際には再び採用されることとなるでしょう
・サメ台風
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「a」
中速・低速プランで採用されていた一枚。このカードの強みの一つであるX=1で軽く出しながらダメージを刻むというのが封じられるに加え、X=2で出しても耐えられはするが動員と火力は許してしまうのでダメージレースに負けてしまうというのが相性が良くない点として挙げられます。こちらもインスタントタイミング・Xサイズ・打ち消されにくいと高性能ではあるので環境が変われば数を増やすことでしょう。
更に現在でも《行き詰まり》を用いたデッキであればキャストしないで立てられるアタッカーとして採用することができるためこの石鍛冶デッキをそちらのランドスティル型に換装することができます。
・語り部の杖
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上記のサメ台風と共に中速・低速プランの際に採用された一枚。こちらもタフ1とドローですがドローする時にマナを払わないのでカウンターを構え易いので少しマシなところ。《放浪皇》のようなトークン生成能力を持つ強力なカードが増えると更に採用されるようになると思います。
どちらかと言うと《一つ指輪》対策《無のロッド》《石のような静寂》《溜め込み屋のアウフ》のようなアーティファクト起動封じが環境に増えてきたことの方がこのカードの向かい風となっています。
私も実際採用していましたがなかなか難しいカードたちでした、他の型を構築する際にはこれらのカードを使うことになると思います。
サイドボード
サイドボードは墓地対策や置物対策、追加カウンターを少しずつ入れています。
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《冬の宝珠》はコントロールのような長期レンジデッキ対策はもちろん中速デッキでも指輪物語の土地サイクリングが採用されるようになり土地がきっちり伸びるデッキが増えてきたのでそれらへの対策に採用しています。これまた《眠り呪いのフェアリー》と相性が良いのもポイントが高い。
最後に
今回優勝ということで自身のデッキを紹介させていただきました。きずな杯を主催して初めての優勝となりました、皆様対戦ありがとうございました。