指輪と伝説と「ドワーフ」と〜5kモ No.4〜
令和5年8月27日に狭山TSUTAYAさんにて行われた第11回出張版彼の地きずな杯優勝デッキの紹介です。
※5kモダンとは特殊フォーマットです。
次元の世界に合わせて少しずつサポートが増えている部族があるそれが「ドワーフ」だ。デッキとしては7枚まで入れることのできる《七人の小人》を《模範操縦士、デパラ》や《厚顔の無法者、マグダ》で打点を上げていくデッキだ。全体修整を持つ2枚は伝説のクリーチャーであるためサーチのため《最後の同盟の戦い》を投入している、他にも優秀な戦闘補助能力を持っている伝説のクリーチャーが採用されている。
土地基盤は《ドワーフの鉱山》を使うために山と山の土地タイプを持つ2色土地となっているので土地に金額コストがかかっていないところも魅力の一つ。白マナ原が少量しか投入できないため、サーチ目的で入れるクリーチャーは白マナはシンボルシンボルのものにして事故率が起こりにくいように構築されている。
比較的に安価なカードで構築されているため《密輸人の回転翼機》(8/30時点トリム平均225円)が4積みすることが可能となっていて、デパラの機体への修整と合わせてかなり強力なアタッカーとなっている。機体を除去するには軽量のインスタント除去が必要だが5kモダンの環境化では汎用性の高いものが用意し難いため機体は一定の除去耐性を持っていると言える。
デッキリストに で一際目を引くカードはこの《刃の翼タロックス》だろう。「伝説」の「ドラゴン」であるためこのデッキの主要パーツである《最後の同盟の戦い》や《厚顔の無法者、マグダ》でサーチ可能なので2枚積みだが安定して壮大能力が使用できる構築となっている。
飛行・速攻・高打点なので地上が膠着した場合のフィニッシャーとしてサーチ候補となる、飛行・速攻のキーワード能力は《月皇の司令官、オドリック》で全員に共有可能なため突破力が高い。速攻を持っている赤単の伝説のドラゴンはこのタロックス以外には《星山脈の業火》しかいない、《最後の同盟の戦い》設置でサーチ次のターンサーチと連続して探したカードを無駄なく使えるのは5マナで壮大を持つこのカードにしか出来ない芸当だ。
以上が出張版彼の地きずな杯優勝デッキの紹介でした。強力ながらもクセの強いシナジーのカードたちを上手く組み合わせたデッキでした。世にあまり浸透していない部族を発掘してデッキを作るというのも5kモの楽しみ方のひとつなのかなと感じました。