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極み輝く「UBWリアニメイト」〜レガシー No.1〜
令和5年7月8日に行われた第15回彼の地きずな杯(レガシーの部)の優勝デッキの紹介です。
強いカードは強い、3/3よりも7/7の方が強いし一枚引くよりも7枚引く方が強いのは当たり前のことである、しかしそうのような強いカードには重いコストがつきものだ、なのでプレイヤーたちはあの手この手でその重いコストを軽減したり踏み倒そうとしている。
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リアニメイトはその一つで墓地から蘇生することで軽いコストで出そうというアプローチだ。シンプルだが強力なリアニメイト戦術は墓地対策に致命的に弱いという弱点も抱えており、墓地対策をどうやってかわすかというところに環境やプレイヤーの個性が出ると思われる。
今回紹介するたつあに氏のデッキは最新の環境を見据え長年の経験の詰まった素晴らしいデッキだ。
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墓地対策の対策として《実物提示教育》で墓地を経由しないという方法をサイド後から取るというアプローチがあるがこのリストはメインから2枚採用している
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なのでこのリストではアグレッシブサイドのプランは《僧院の導師》がつとめている。
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《水蓮の花びら》や軽量ドロー呪文が多数積まれているこのデッキでは一気にトークンを並べ高打点を生成することが可能で、生成されたトークンも果敢を持っているためこの手のカードにありがちなトークン生成元を除去されても2〜3体トークンが残るだけでもかなりの打点になる。白いためレガシーで採用されがちな《紅蓮破》《赤霊破》が効かないところもポイントが高い。
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他にもメインに搭載されてる大型クリーチャーたちを見ていくと《偉大なる統一者、アトラクサ》が一番枚数多く採用されている、元から大量アドバンテージをもたらすことからリアニメイト等で採用されていたが今回特に今話題の《オークの弓使い》に引っかからないのも見過ごせないポイントだ。
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《アトラク》と《グリセルブランド》以外は強力な制圧力持ちかつ非伝説のクリーチャーにまとめていて《カラカス》への耐性を上げている。
長年プレイしているからこそ出てくる細かいカード選択が伝わってくる素晴らしいリストでした優勝おめでとうございます。
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