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セファリッドブレックファースト🐙🐦🍞〜レガシーNo.8〜

令和6年10月26日に行われたきずな杯優勝デッキ紹介となります。

セファリッドブレックファーストとは

最近のオラクル変更で「セファリッド」から「タコ」になってしまった

 《セファリッドの幻術師》は呪文や能力の対象となると自身のライブラリを削ることができる、そして《コーの遊牧民》や《手甲》といった0コストで何度も対象に取れるカードを出すとライブラリを全部墓地に送ることができ《タッサの信託者》で勝利するというコンボデッキである

セファリッドブレックファーストで使うマイナー装備品という立ち位置だったが...

このコンボは2枚始動で最速2ターン目に勝利することが可能であるのが何よりの魅力の魅力だ。クリーチャー除去や墓地対策で一見止まりそうに見えるがルートを変えることでコンボ始動の要求値が上がるものの完全な対策にならないので見た目より止まりにくい。

このデッキでは0マナで対象に取るカードとしての仕事がほとんどだが、隣に高タフネスのクリーチャーがいると火力で落ちなくなったりする

例えばコンボの始動を《コーの遊牧民》から入るとインスタントタイミングで何度も対象に取れるため幻術師への除去の上からコンボに入れる、遊牧民を先に除去する場合もダメージ移し替え能力により火力が効きにくい。
墓地対策も《タッサの信託者》を手札に抱えることでデッキを全て削れば素出しで勝利することができる。
《タッサの信託者》は幻術師と同じウィザードなので《通り抜け》のサーチに対応しているため素出し無理なく組み込まれている。

インスタントタイミング・起動効果でサーチが2マナで行えるというカード、後述の「あのカード」も持ってこられる

デッキリスト

拡張及びボーダレスfoil化を目指してるとのこと

MH3の影響〜君たちはナドゥ生きるか〜

モダンホランゾン3は下環境に多大な影響を与えたがセファリッドブレックファーストも当然大きな影響を受けた。一番は《有翼の叡智、ナドゥ》の登場だろう。

絶対に笑ってはいけないアモンケット24時

様々なフォーマットを荒らし「ナドゥ」という新アーキタイプを作った彼はこのデッキにも大きな影響を及ぼした。セファリッドブレックファーストデッキは対象に取るカードは2種類存在していて《ウルザの物語》という強力なサーチ能力付きカードまで追加されたが肝心の幻術師になり得るカードが前述の《通り抜け》くらいでサーチコストを払わなければならなかった、今回ナドゥはこの待望の5〜8枚目の《セファリッドの幻術師》として運用されている。前述のコンボパーツである《コーの遊牧民》や《手甲》はナドゥとも相性が良く一度揃ってしまえば実質勝利と言えるレベルのアドバンテージを供給するためコンボパーツといって差し支えないだろう。

MHで生まれた対策カード

「複製」は誘発型能力であるため《記憶への放逐》の「複製」を《記憶への放逐》で打ち消せたりする

現在レガシー環境で猛威を奮っているエルドラージデッキの対策のため積まれることも多いカード、コンボに入った後《タッサの信託者》の誘発能力を打ち消されるとそのまま敗北してしまうので一番止めたいカードではあるが複製を持つためカウンターが効きにくいため注意が必要だ。
こちらに対する対策としては手札破壊が有効なので信託者蘇生前に《陰謀団式療法》を打っておきたい。

対策カードというより攻撃側が防御を貫通させるためのカードとして使われることが多い

同じくレガシー環境でよく見るカードとして《苛立たしいガラクタ》がある、このデッキでは《戦慄の復活》が打てなくなるので実質墓地対策と同じになりルートが絞られてしまうことと《意志の力》といったピッチカウンターが打てなくなってしまうという影響がある。ピッチカウンターはコンボを通すために打つことが多いので他のデッキより影響が少ないが厳しいことには変わりないので注意が必要である。
ストンピィ系が《虚空の杯》や《三なる宝球》の採用型が減って《苛立たしいガラクタ》型に寄っていることは若干追い風である。

終わりに

「セファリッドブレックファースト」デッキの紹介でした、コンボの内容とモダンホランゾン3の影響でした。私は「君たちはナドゥ生きるか」と言えて満足です。ナドゥはモダン・統率者で禁止となりましたがレガシーでは丁度良いコンボカードとして運用されていくことでしょう(アイアンワークスやヨーリオン、独楽のように時間がかかるから禁止は若干ありそうですが)

たまも氏はホロライブ0期生ではmiComet推しだそうです

優勝おめでとうございます

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