社会人がする演劇の可能性と重要さについて。
こんばんは、9月。
いつものゆるゆる投稿ではなく、題名がバッキバキなのは最近助成金を2件もフルスロットルで書き上げたからです。笑
表題の件について、今日は語らせてください。笑
私は今でこそ「役者1本で頑張るぞー!」と奮闘している訳ではありますが、5年前の社会人時代に趣味として演劇をはじめた身でして、なんなら一年前まで普通にサントリーの営業でバリバリ働きながら演劇活動を両立していました。
そんな私が最近助成金資料を作りながら、「今後自分が演劇でやっていきたいこと」を考えた時に、社会人がつくる演劇の可能性と重要さについてめちゃくちゃ考えたとともにめちゃくちゃ未来を感じたんですよね。
それを是非皆に聞いて欲しいっていうか、自分の備忘録としても残しておきたいというか。
なので、めっちゃ読みにくいかもしれないですが(文章書くのもすんごく苦手)、是非お付き合いいただけると嬉しいです。
まず、そもそも私が今後演劇でやっていきたいことってシンプルにすると
①おもろい演劇をつくりたい
②演劇人口を広げたい
の2つなんですよね。
①はありがたいことに、所属している劇団Q+や自身が主宰する演劇ユニット スーウェイでもいろんなご縁が繋がり良い方に転がっている気がするのですが、今回の本題は②!
私、今後演劇をやっていくうえで、ズバリ『演劇人口を増やしたい』んですよ。
しかし、ちょっと前にM-1でウエストランドにもいじられてましたが、やっぱり少なからず舞台関係者たちはお互いの舞台を観に行って売り上げを云々みたいな部分もあると思うんです。それがどうは一旦おいておいて、私はその状況は健全な状態ではない、とは感じているんですね。本当に観に行きたい舞台なら全然問題ないどころかオールオッケーなのですが、ホントは行きたくないけど付き合いで観に行ってるものも少なくないのでは、と。
だからこそ面白い舞台を創りたい、誘われなくても観に行きたいと思えるような舞台を創りたいんですよね。あ、これは①に戻っちゃったな。
話を戻しますが、演劇人口を増やしたいという思いと同時に、現在の演劇人口はもう飽和状態な気もしてます。演劇好きな人はすごく好きだけど、興味ない人はホント興味ない、的な。
そこでキーになるのが子供たちと社会人です。
子供たちは…未来に向けて。未来の演劇人口を増やす活動ですよね。これも今色々と計画中です。実は。
そして、社会人。
私の過去の話になってしまうのですが、私は演劇を始めるまで演劇に全く興味がなかったんですね。なんなら少し小馬鹿にしてたくらい(今思えば、超不届ものです)。
そんな私が、演劇を観て(初めて観た舞台は野田秀樹さんの2018年NODA・MAP『贋作桜の森の満開の下』でした)、舞台の魅力を知って演劇を始め、勤めていた会社を辞めるまで演劇にのめり込んでしまったんですよね。
つまり何が言いたいかというと、
『実は演劇を観たことないだけで演劇が面白い、楽しいと思う人はめちゃくちゃたくさんいるのではないか』
ということです!
私は、全く舞台を観たことなかったけど、ひょんなきっかけで舞台を観たら、意外と面白かった(意外とどころではないハマり方でしたが。笑)から大好きになった。
そんな私みたいに演劇の食わず嫌いが、まだまだいるんですよ、絶対!
そして、そのいるだろう食わず嫌い社会人たちに観劇のアプローチができる最短ルートは、社会人役者たちだと私は思ってるんですよ。
同期が出てるらしい、同じ会社の子がでてるなら観に行ってみようかな,みたいな。
食わず嫌い社会人の舞台の1番のハードルは『初めて観劇に行くこと』だと思うんです。
それが、社会人役者の繋がりだと少しハードルが下がる気がするんです。貧乏役者と違って、お金も時間も余裕がありますしねぇ…。
そして、そんな食わず嫌い社会人たちが観る舞台ってやっぱり重要で。
そこで観た舞台がつまんなかったら、その人たちにとって舞台はやっぱり値段も敷居も高くて面白くないものになっちゃうんですよね。だからこそ、社会人がでる舞台は面白いものである必要があると思うんです!私が舞台にハマったのは、たまたまラッキーなことに一発目に野田秀樹さんの超絶面白い舞台を観れたからです。それに限ります。
これがきっと、イマイチな舞台を観ていたら『やっぱり舞台はつまらねぇ!!!』と帰っていたはずです。
だからこそ、値段が安いから演劇慣れしてない人たちにもオススメ!ではなく、社会人との両立だからと甘えるのではなく、演劇慣れしてない人でも楽しかったと思ってもらえる最高の舞台を社会人だからこそ創り上げなきゃいけないと思うんですよね。うん。
と、前置きが死ぬほど長くなりましたが、私が所属している劇団Q+は現在俳優部と社会人部の2部に分かれて活動しています。とはいっても、稽古は合同でやってますが。
7月は下北沢の駅前劇場で日本劇団協議会様主催のもと、俳優部を中心に公演させていただきましたが、きたる11月、同じく下北沢の楽園で社会人部を中心にした劇団Q+番外公演『シハイスミレ』が上演されます。
トリプルキャストになるのですが、その中で特に【Aチーム】はオール社会人部のメンバーでのお届けです。(Bチームにも一部社会人部が出ています。)
社会人でここまで面白い舞台を創れる、社会人でも下北沢で演劇をやれる下北沢で戦っていける、いうところを是非たくさんの方にみていただきたいです。
いや、こんだけ告知してて私は出てないのですが…笑
でも、社会人の時に劇団Q+で演劇を始めた身としては、社会人で演劇をしている方にこそ今回の舞台を観ていただきたいと思いますし、『ちょっと演劇興味あるな…でもどんな感じなんだろ』と演劇がちょっと気になってる社会人の方にもみていただきたいと思います。
私は当日、本番日3日ともスタッフとして劇場におります。是非、少しでも気になってる方は今回の番外公演を観に来てください!!!!!そして、 気が向けば是非話しかけてきてください、お話ししましょう!質問攻めもおおいに受け付けます!笑
もちろん今回の公演、プロも出ています【Bチーム】。
役者として頑張っていきたいけどどーしたらいいんだろ、とか、劇団探してるんだよねーってかたも是非。
番外公演が終わったら、今は休止中の劇団員募集も再度行うと思います。体験稽古も可能ですが、やはりどんなお芝居をしているかどんなお芝居を創っているのか、先に体感していただいたほうがきっと分かりやすい!笑
是非、ご予約お待ちしております。
◎がオール社会人部のAチームです。
2024年11月2日(土)
12時30分 [teamA]◎
15時00分 [teamB]
17時30分 [✮teamC]
2024年11月3日(日)
12時30分 [teamA]◎
15時00分 [teamB]
17時30分 [teamA]◎
2024年11月4日(月・祝)
12時30分 [✮teamC]
15時00分 [teamA]◎
17時30分 [teamB]
✮新人公演(teamC)
チケット [日時指定・全席自由]
前売一般 = 3,500円(当日4,000円)
✮新人公演 = 3,000円(当日3,500円)
U22= 2,000円
↑私のチケットフォームです。事前に質問等何かあれば備考欄にでも。笑
何度も言いますが、私は今回は出演ではなくスタッフですがね!でも逆に、公演前後は少しお話出来ると思います。劇団、ちょっと入りたいって方もぜひ。
今回スタッフで関わって、改めて社会人の演劇活動に大きな可能性を感じました。
社会人だってすごい演劇ができる!
是非、お待ちしております。