見出し画像

趣味の写真が仕事になった話


元々、中学から修学旅行以来、思い出が記録として残ることに魅力を感じ、
あらゆるイベントに写るんですを持ち込んでいた私。

留学が決まったタイミングでCanon IXY10を買ってもらい、
ハワイでたくさん写真を撮りました。

大学の提携専門学校でのフィルムカメラの講義や
ロコ(ローカル)の写真好きの友人の影響で、
帰国後は、一眼レフが欲しくて、
少しでも近づこうとカメラの応援販売員をするまでに。

大学時代に初めて手にした一眼レフ

撮影する側に初めて回ったきっかけは、21歳の夏。
タウンワークの情報紙に載っていた、
スポーツカメラマン募集の求人募集。

それまで、⚪︎ニクロや⚪︎トールと言った、
一般に名の知れた企業でアルバイトしていたので、
親からは、知らない会社で仕事をすることに猛反対される始末。

それでも諦めきれなかった私は、アルバイトしているカメラ店の店員さんやお客さんから情報をかき集め、
怪しい会社ではないことを確認して、こっそり履歴書を提出。
無事、野球の撮影に漕ぎ着けました。

そこからスポーツカメラマンとして活動をスタート。
最初に手にしたカメラはCanonの一眼レフ。
お金のない学生には、とても手が出せない、20−30万円はするカメラとレンズ一式をセットで貸出ししてくれる、とても良心的な会社さんでした。

フォトグラファーとして活動していくことも考えましたが、
現実問題、自分の大学と専攻を考えると、道は険しいと判断。

新卒カードは大手製造業への入社の切符として使いました。


200万円近くするレンズを大事に抱える私

もう一つの転機、出張撮影というジャンル

それから気づけば、10数年。
会社員をする傍ら、暇な土日は大好きな写真撮影に時間を投じました。

友人とのイベントがあれば、カメラを担ぎ出し、撮影したものをシェアしていました。
たまに、幼稚園の運動会や社会人スポーツイベントを中心に撮影することもありました。

2017年のある時、Web広告か何かで、人物撮影の斡旋(マッチング)をする
会社があることを知りました。

内容をみてみると、自分の作例とともに面接があるとのこと。
当時はスポーツ撮影中心で、腰を据えて人に指示出しして撮影を行うことはありませんでした。
ただ、飲み屋仲間などとBBQをした時など、写真はたくさん撮っていたので、
撮影させていただいた方に声をかけ、大人から子どもまで、写真を準備。
緊張しながら履歴書を持って会場に向かったことを覚えています。

結果は、見事合格。
最初にマッチしたご依頼者さまは、婚活用写真を撮影したいという
同い年位の男性でした。

その時から、今後はそういう写真もカジュアルに外で撮影するニーズが増えて来るんだなーと漠然と考えていました。

そこから、私の個人の家族のイベントのスナップ撮影の仕事が増えていきます。
リピートで撮影依頼をいただくお客様もいらっしゃり、
お子様の成長が毎年感じられるのもすごく感慨深く、
いつも“遠い親戚の叔母“としてみてください。と依頼者様には伝えています。

企業案件を受け始める

そして、巡り合わせとは不思議なもので、
出張撮影を初めて1年以内に、
観光誘致・PR目的の撮影の依頼をいただく機会がありました。

これが私の初の企業案件です。
同行しながらホテルや旅館、地域の商店街や料理、
写真映えスポットなど、同行撮影しました。



旅行好きな私としては、願ってもみない案件。
楽しすぎて、案件が終わった後もしばらく撮影した写真を眺めて思い出に浸っていました笑

その後、さまざまなご縁もあり、観光誘致の案件や
企業向けポートレート撮影のご依頼も毎年いただけるように。

カメラを通して、様々な世界に触れることに喜びを感じています!
レンズを通して見た景色や人の表情、そして
その瞬間の空気感までも、鮮明に記憶に残したい。

私にとってカメラは、単なる道具ではなく、
世界を捉え、記憶を残すための大切なパートナー。

そして、ご依頼者様には、撮影した写真を、
コミュニケーションのツールとしてたくさん活用してほしいと思っています。

そんな想いで毎回シャッターを切っています📸


今年の強化したい撮影コンテンツ

撮影において、今年特に強化したいジャンルは、
◆料理撮影
◆観光誘致・地方創生に関する静止画・動画
◆住宅の内外観撮影
◆アーティスト写真
案件、お待ちしております🙇‍♀️笑

動画編集も数年前から始めましたが、広報活動において、製品やサービスの認知、購買のきっかけとなるために、今や必須のコンテンツ🎥

写真では伝わりきれない事をダイナミックな表現に挑戦したいので、
こちらも今後どんどん取り組んでいけたらなと思っています。

趣味が仕事になると、嫌いになりそう、という方もいらっしゃるかと思いますが、私は写真撮影の仕事を嫌いになったことはなく、いつでも新鮮に、楽しく撮影させてもらっています。
どうやら、私にとっては天職のようです😊

これからたまにこちらでもどんなお仕事をしていたか、紹介したいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!