楽しんだもん勝ち
妊活をしています。
もう、何回言ったかな。
20歳のときノートに書いた。
5年後…カットができるようになる
10年後…カラーやパーマができるようになる
15年後…エステができるようになる
実家に帰ったら一日どのくらい売り上げて
1ヶ月で、1年でどのくらい稼いで、
理容師にしてくれた親に恩返しをする。
これは、ざっくりだけど
35歳になった時、見返してみたら
全部できるようになっていた。
(恩返しは置いといて)
一方で、結婚して何年も経つのに
子供が出来ていない。
これは自分のビジョンの中に
出てこなかったジャンルだった。
そもそも、仕事が取り柄で
次から次へと学びたいこと
知りたいこと、やりたいことが
でてきて
家庭的な目標など入る隙間もない。
仕事から帰ってきて
旦那さんとの時間は一日の中で
一番の癒しだし、
私と結婚してくれたこと心から
とても感謝している。
ただ、結婚した時から
子供は?子供はまだなの?
まだ出来ないの?
年齢もあるから急いだ方がいいよ、
いい病院紹介するよ?
そんな周りの話も違和感しかなかった
あまりにもうるさいから
検査には行ったけど
異常なしだよ、二人とも。
なのに、病院は
治療をすすめてくるんだよね、、
違和感がある
妊娠、出産、子育てで
仕事にブランクが空くのが
ものすごく怖かった。
私がいなかったらお店はどうなるのか?
そっちの方が怖くて仕方なかった。
そんなことを思いながら
結婚10年目に入った頃
ある本を読んで自分の本心に気づいた。
『今あなたは死にました、
どんなことに後悔してますか?』
私がノートに書いたのは
「大好きな旦那さんの子を産んでおけばよかった」
自分でも意外だった。
そんな自分と向き合い、今年は頑張って
仕事の日を少なく、休みを多くすることにした。
親の世代ではありえないことだ。
妊活で仕事の日を減らさせていただきます。
なんて聞いたことがないだろう。
でも、親は私の人生だからと理解してくれた。
そしてこの1年が終わろうとしている。
未だに赤ちゃんは来ない。
自分がいい加減だから?
家事が完璧にできないから?
気持ちが弱いから?
お金が貯められないから?
友達の妊娠報告に私の顔が引きつってる?
なんだか自分が
今どこに向かっているのか?
分からなくなったり
そしていつまでこの気持ちを保てるか?
という不安に押しつぶされそうで
今日は、涙が止まらない日だった
スーパーに行ったけど
車から降りれない
子供連れの友達がいたら
笑わないといけないでしょう?
できるかな?…と30分。
買い物に行ったのに
降りれなかった。
2週間に一回の
鍼とお灸の治療のときだけ、
〝私は前に進んでいる〟
と思うことが出来る。
旦那さんは
1人で溜め込まないで、
一緒に乗り越えようって
言ってくれる優しい人だ
なのに、旦那さんの前になると
泣けない!
私より子供が欲しい気持ちが
強いはずだから。
けど…バレてる、ね?
夕飯には
私の好きなミスタービーンを
かけてくれて
いつの間にか私は爆笑していた。
いいよね、自分たちのペースで
生きて行けたら
はなまるだよね💮
私は
平坦な道と、険しい道があったら
絶対険しい道を選ぶ性格だ。
だから楽しいんだ。