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イラッとする感情の裏に潜むルール

こんにちは。
かのすけです。

誰かの言動で、イラッとすることはありませんか?

「イラっとする」
そう感じたら、 それは、ルールに縛られているサインかもしれません。

この記事では、イラッとする感情の裏にあるルールについて探っていこうと思います。


イラッとする理由

イラッとするとき、私はこんなふうに思っていました。
「どうして勝手なことするんだろう」
「なんでちゃんとしてくれないんだろう」

相手にイラッとする理由は自分にとって当然のもので、
相手の言動が悪い、そう思っていました。

でも、相手にイライラすることは、
自分にとって、いい状態であるとは言えません。

だから、
気にしない。相手のことを認める。許す。
色々考えてみました。

でも、なかなかなかなかスッキリしないことも・・・

それには、こんな理由がありました。

イラッとした時の気持ちの裏には、
 「してはいけない」「こうするべき」
というルールが隠れています。

このようなルールは、社会や文化、個人の経験などからできあがります。

例えば、親や先生から言われた言葉。
「人に迷惑をかけちゃダメ」
「自分で何とかしなさい」

このような言葉を
「人に頼ることは相手にとって迷惑なこと」
「自力でやることこそ、立派なこと」
というメッセージとして受け取ったなら、
そのようなルールが知らず知らずのうちにできあがります。

親や先生からの言葉以外にも、
テレビなどで見たり聞いたりした情報、
自分の失敗経験などからも、
「してはいけない」「こうするべき」
というルールが作られることがあります。

こんなふうにして作られたルールは
自分にも、他者に対しても働きます。

誰かのある行動が自分のルールに照らし合わせて
期待に反する場合、イラッとする感情が生じることがあります。


このことを知ってからというもの、
私は自分が感じた感情に、どんなルールがあるのかを意識するようになりました。

自分のルールの発見

例えば、娘がお店で騒いだとき、
自分にはこんなルールがあることを感じました。

「公共の場では静かにしないと人に迷惑をかける」
「騒いでいる子供を静かにさせないといけない」
「子供にきちんとさせられないのは悪い親」


これらのルールによって
私は、騒いだ娘を注意しました。

当時の私は、娘の気持ちや状態よりも、
周りのこと、人のことを優先しました。

このことは一例ですが、
自分の中には
「してはいけない」「こうするべき」
という、たくさんのルールがありました。

人と人が助け合い、
気持ちよく過ごすためのルールやマナーは
もちろん大切です。

でも、自分が大切にしたいことに目を向けず、
「人がどう思う」かということを優先し続けていると、
自分への信頼や、やる気、自己肯定感をどんどん下げてしまいます。

当時の私は、自分のルールにようやく気づき、
そこに自分の苦しさや辛さの原因を見つけたのです。


そもそもイラッとするということは・・・
自分も無理してるのかも?


イラっとした時の 相手への気持ち
「なんでそういうことするの?」

この気持ちの裏には、
 「してはいけない」 「こうするべき」
というルールが隠れていると書きました。

このルールは人に対してだけじゃなくて、 自分も縛っているルールです。

イラっとするのは、自分が守っているルールを人が破るから。

自分が頑張って守っていたり、
我慢していたりすることを
人があっさり破っているのを見るとイラっとする。


自分のことを振り返ってみると、
イラっとした時の自分も
ルールに縛られて辛かったのかもしれないなと思います。

そうすると、自分を苦しめるそのルール、
そもそもなのか?
とも思えてきますよね。

ルールの見直し


自分の中に隠れている、たくさんのルール。
それらが必ずしも適切であるとは限りません。

自分が本当に大切にしたい価値や目標に
そのルールは必要なのか。

必要なルールと、そうでないものを判断することが重要なのかな、と思います。


自分の中に
「してはいけない」 「こうするべき」
と言うルールがたくさんあると、
苦しくなったり、イラっとしたりしてしまいます。

楽になるにはルールを外すこと。

このようなルールは潜在意識にあって、
自分では気づきにくい面があります。

イラッときたら、
ルールに縛られていないか確認するチャンスです。


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