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他人の〇〇、使っていませんか?
突然ですが、みなさん、
「ものさし」って使っていますか?
もちろん、ものさしで長さを測るわけではなくて、
心の中の「ものさし」の話です。
これって、私たちが日々感じていることや
やっていることを測る基準みたいなものなんですね。
たとえば、誰かが
「この人はこうあるべきだ」とか
「こうするのが普通だよね」と言ってきたら、
「あ、そうか、そうしなきゃ」と
思っちゃうこと、ありませんか?
でも、その「ものさし」、
本当にあなたに合っているものなのでしょうか?
私は、学校の先生として働いていたとき、
「良い先生であるべきだ」というものさしを
自分に当てはめていました。
もちろん、子供たちのために
一生懸命やっていたつもりだったのですが、
いろんな「他人のものさし」の影響を受けて、
だんだんと自分が何のためにやっているのか、
何が本当に大切なのか、
見失ってしまうこともありました。
ある日、娘と話しているときに思いました。
娘が持っていたのは、もっとシンプルで、
柔らかいものさしだったんです。
「良いパパ」でいなきゃと思う自分は、
「こんなパパであるべき」
「子供にはこうしてあげるべき」というように、
知らず知らずのうちに、いろんな「ものさし」を取り込んでいました。
そうして、いつの間にか
仕事の合間に娘と遊ぶことが
なんだか楽しめなくなっていました。
娘にとっての「良いパパ」は、
ただ一緒に笑って、
お互いを大切に思い合える存在であること。
どこからか取り入れた
「良いパパ」という「ものさし」で
測れるものじゃない。
そんなことに気づかせてくれたんです。
では、どうやって自分のものさしを見つけるのか?
実は、そんなに難しいことではないんです。
まずは、今自分が持っているものさしが
どこから来たのか、
考えてみることから始めてみてください。
親や先生、友達、メディア…
どこかで拾ったものかもしれませんね。
そして、もう一度、自分が大切にしたいことや、
やりたいことを考えてみてください。
それが、あなたの新しいものさしになるんです。
何か判断に迷ったときは、
「これ、本当に私が大事にしていることに合っているかな?」と
自分に聞いてみてください。
もし「うーん、ちょっと違うかも」と思ったら、
勇気を出して新しいものさしを使ってみましょう。
そうすることで、周りに振り回されることなく、
自分らしく生きることができるはずです。
それでは、また!
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの笑顔と幸せを心から応援しています!