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【留学のマンネリ】 認めたくない気持ちと受け入れなければいけない現実

留学のマンネリ という言葉に最近出会った。

留学期間の折り返し地点とか、ある程度の時期が経った時に起きる現象で、結構大勢の人が高頻度でぶち当たる壁らしい。

私も今おそらくそこにいる。

持っている理想に対して現実があまりにも悲惨な状況なのが今の自分。
思うようにいかないこの原因が多分「マンネリ」なんだと思う。

でも、でも私はマンネリかもしれないことにとてつもなく悔しくなる。
認めたくなくて、抗いたくて、もがいている。



マンネリの元々の意味は同じパターンの繰り返しになったり、型にハマったりして新鮮さや刺激が失われること。

確かに間違ってはない。1月から新学期が始まったけど新しい出会いはほぼ0だし、やるべきこともやることもこの何ヶ月も特に変わっていない。
だからなんとなくやる気が出ないとか、頑張れないとか退屈に感じたりし始めるのがこの時期らしい。

それでいうと、やっぱり私も「留学のマンネリ」の渦中にいるのは確かで、

でも、どうしてもマンネリ最中なことを認められない、納得できない。

だって、私の心はいつだって前に進みたがっている。



頑張りたい気持ちも、叶えたい目標も全部全部まだまだちゃんとある。
達成したいことならむしろ前半分よりも明確にしっかりと存在する。
まだまだ腐ってなんかない、ただ、気持ちと体がついてこない。

(だからマンネリというのだろう、わかっている、そろそろ認めては?)

マンネリの意味を反対にして、新しいことを始めたり、新しい人と出会ったりすれば解決するという説もある。少しだけ新しく始めたこともあるけれど、概ねこの「新しいことにトライする」アクションを起こす体力をも持ち合わせていないのが今の最悪な自分。



留学という限られた時間だからこそ余計にそう感じるのだろう。
この貴重な二度とないかもしれない、この留学期間の、その中の1ヶ月か一定期間かを、「マンネリ」の四文字で仕方ないと片付けて無駄にしたくない。

多くの留学生が経験しているし、これがもはや海外生活のイロハでもあり、きっといつか振り返ったらこのマンネリらしい期間に得たものが見つかるのかもしれない。

でも今の自分はだからと言って素直に受け入れられない。



「なんか調子が狂い始めたな〜」と徐々に思い始めた時からもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。

自分は果たしてこのモヤモヤ期を乗り越えることができるのだろうか。

乗り越えられるか否かで言ったら絶対にできると言える。
だってきっと帰国が近づいたら、夏が来る頃には、ここでの生活が恋しくなるだろうし、帰りたくなくなるだろうし、自然にマンネリなんて言葉を忘れているだろう。

そういう意味ではこの暗い日々はいつか必ず消えていく。

でもこれは「留学がもうすぐ終わってしまう」という事実が生んでいる、これまた別の新種の留学のイロハなだけで、なんか受動的な変化な気がする。
だから「自分の力で乗り越えた」という意味ではないように感じる。



たとえ仮に、「留学の終焉は必ず明るく頑張れる」という約束があったとしても、だからと言って油断はできないし、自力で1日でも早く今の低迷期を脱却する必要はある。

でももし、これを乗り越えるのにすごく時間がかかったら、
それでこのまま春になってしまったら、
もしさらにもう1ヶ月こんな気持ちが続いたら、

私はその間ずっと頑張れず、毎日自分を責めて、毎日苦しいのだろうか。



いつ終わるかわからないこの暗い暗いトンネルが怖い。
いつかは抜けられるとわかっていてもその「いつか」がわからない恐怖に毎日怯えている。

だったらやれよ動けよ!!!、と自分で自分にも思うのだけど、
それができないのが今の私の現実。

心と体と目標と、全部がバラバラでうまくいかず、
毎日「ああ今日も頑張れなかったなぁ」と思って寝る。

できないこと、できなかったこと、できなくなっていっていることが増えていく。

この色のない日々をぶった斬るには何が必要なんだろう。

口に出したくないそのカタカナ四文字を認めたら楽になるのだろうか。

でもこの「頑張りたい」と思う気持ちだけは絶対に手放したくない。
この気持ちだけを頼りに、一刻も早く、また自分らしく走りたい。

C'est la vie.

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