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【壊獣カグヤ】MD8月前半環境メモ書き(2022.8.9)


8月前半環境の雑感とか構築メモ


先月までのあらまし


1.先月に引き続き大きく環境は変わらず?



勇者パッケージのバックアップを受けた展開系と、ふわんだりぃずが環境の中心となり、複数の永続罠とラヴァゴーレムでそれらをメタったエルドリッチが少数いる印象でした。
エルドリッチ増えたのは純粋につらいです。

勇者入りデッキの分布に少し変化があったように思われ、具体的には電脳、幻影との遭遇頻度が減り、天威(ローズ)が勢力を大きく伸ばしたようでした。理由については正直さっぱり。有識者の意見を求む。
カグヤ的には電脳、幻影の方が遥かに厳しいように感じるので若干追い風の気配があります。向かい風が弱まったことを追い風判定できるのであれば。

グッドスタッフ系は十二獣からクリッターを採用した3軸に入れ替わったようでした。こっちは先手で十二獣要素が特に強く使えないことが原因なんでしょうか。なんとなく推測してみたものの全く自信がありません。
先手でおいてくる妨害の質はこちらの方が高いので、常に後手のカグヤ的にはやや面倒な状況ですが、電脳や幻影と比べるとだいぶマシなのでトータルでは先月よりはやりやすくなったと思います。


時間食いそうなイベント前に片づけられたのはよかった。やっぱりカグヤが板!



2.先月と比較しての採用、不採用、試したカードなど

結局車輪の再発明にしかならないのかしら?


1. ニビルの不採用


先月は1枚で展開を止められる手札誘発(ニビル、さくら、アトラクター、G)をヴェーラーやうさぎでグリフォンライダーから守ることを目指していたのですが、結局それも初手や相手の展開との噛み合いの要求が高くうまくいかないことがままあるのと、最大手の天威勇者相手に押し付けたトークンが天威生物のトリガーになることまでケアしてる余裕がなかったことから、うまく扱えないことが多く不採用としました。

他の手札誘発の採用不採用にも絡むのですが、今回は極力尖った札は減らしできるだけ丸いカードで固め、展開を完全に封じることはできなくとも最大展開だけは阻止し、妥協展開の産物をこちらの大型生物で捲っていくことを目標としました。

中途半端な妨害を踏み越えて返すのはもともと得意なデッキですし、自分の土俵に留める事と可能な限りの安定性とを両立することを目指しました。



2. D.D.クロウの採用、スカルマイスターの不採用


採用理由はほぼ前述したとおりなのですが、現環境で相手の最大展開を阻止することを目指したときにほとんどの対面で撃ちどころがあること、直接相手の能力にチェーンする必要もないためケアされ難いこと、ターン1制限がなく複数枚重ね引いても安心な部類の誘発だったりととにかく常に7-80点ぐらいの仕事をしてくれます。

目の上のたん瘤のエルドリッチ相手にもワンチャンス生えてきます。最高ですね。

こちらが伏せを一切使わないために相手が墓穴をケアして捨てられる水使いを手札から発動してくることもまずないですし、デスフェニディバインに対してもアド損は避けられないにせよ一応処理できるので現環境で頻繁に遭遇するギミックに対してある程度対応でき腐ることはそうそうありません。

機能はスカルマイスターもかなり近いうえに、エクレシアと合わせてカオスルーラーになれたり、単体でもある程度打点が出るなど独自の利点もあるのですが、直接チェーンする必要がある都合でうららやγとまとめてかわされることがある(一つの動きで手札誘発全てケアされ被害が拡大することを減らしたかった)こと、エルドリッチ本体を追放できないことから今回はクロウを使用しました。



3. 浮幽さくらの不採用


前回試してみて、とりあえず期待した機能は十分発揮してくれたものの今回は手札誘発選定の基準と噛み合ってなかったということと、このカードで最も対策したかったフュージョンデステニー相手に初動ぽん撃ちされた場合に一切何もせずそのあとも不良債権として手札に残り続けるのを嫌って不採用です。

流石に初動フューデスはあまりないこととはいえ、事故気味の本来勝ちを拾える可能性もある相手の初手に対して敗因となるのは大変悔しい。
それなら完璧な対処ではないにせよ、こちらの他の手札の状況に合わせてデスフェニかディバイン追放するものを選べるクロウの方を選びたかった、といったところです。

これを入れないおかげでサイファードラゴンを再び採用できるようになったので、相手の妥協展開をアルファで突破しつつ場に残ったリソースを一掃することも可能になりました。ここも今月の目標との噛み合いがよかったところです。



4. 手札誘発全般の採用枚数とか抜いたカードの所感とか



うらら
止まる範囲がとにかく広いため腐ることはほぼなく、炎属性も嬉しいです。3枚。

γ
後手デッキの初手にあるカードとしてはおおよそ最強の手札誘発なので2枚。
ただプロートスに貢献しない手札誘発でもあるのでそちらにもっと寄せるなら抜く選択肢もあるのかも。ただ幻影が減り気味な印象なので今回は見送り。

増G
最近は減らす人も多いように思えますが、カグヤの場合に限ってはどうせ手札誘発複数枚引きで突破する前提の構築なので、相手にとっては絶対に見逃せず万が一通った場合の拘束力、リターンは他と比べても圧倒的なので3枚。

うさぎ
ふわんの地図、勇者の旅路、グリフォンライダー、電脳やプランの永続罠魔法など環境的な噛み合いはかなりよく、特に魔法罠に触ることが難しい雪花カグヤとしては有難い手札誘発ですが、ターン1制限とうららほどの汎用性はないことから重ね引くと辛いため2枚。

アトラクター
雪花カグヤならドロソで探してから構えるという選択肢も出来、ゴードンカグヤとは比較にならないほど強力。ふわんだりぃず相手に無になるものの、そもそもあいつらに有効な手札誘発はかなり限られるので気にしないことに。
展開の初動から1:1交換しつつ停止させることは容易で、自ターンでの戦闘破壊も含めれば更に相手のリソースを毟り取ることもできるため、後手デッキを成立させる性能だと思っているので3枚。

クロウ
ありとあらゆる相手にまあまあの性能。ただ他の主要な手札誘発と異なりターン1制限がなく、フリーチェーンのため重ね引いた場合のリスクがほとんどなく、これを引いた枚数が苦手対面のエルドリッチとの勝敗を分けるので3枚。

ヴェーラー
相手メインしか使えない縛りに苦しめられることもあるものの、汎用性が高くフリーチェーンのためうららの裏に構えて指名者抜けたりそんな場合もあったりね。
対エルドリッチ以外で重ね引きのリスクが薄いので3枚。

ニビル
ものは強いんだけど今回は噛み合わなかったというか。あとデッキ全体の手札誘発の数を増やせば増やすほどトークンの処理に苦慮することになっちゃうのもなんだかな、と。
最悪初手が手札誘発4と打点1でもゲームするつもりでいるので、アルファやカグヤ、叢雲でないと処理不能なサイズのトークン相手に押し付けるのはまあまあしんどかったり。
ゴリゴリの展開環境、後手デッキは手札誘発増やしてナンボでしょって思ってるので今回は見送り。

スカルマイスター
大体先述の通り。入れてないのにこういうこと言うのはアレだけどかなり強いとは思っている。

さくら
先述の通り。悪くはないけどちょっと惜しい。

トークンコレクター
これはかなり迷いどころなんだけど、汎用ギミック中で最もガンになるフューデスに何もしないとかなんだかんだトップメタ以外のデッキとも当たるよとかで不採用。
でも今回のイベントのレート戦みたいにより環境が先鋭化する可能性があるならありだったりしないかな。

ロンギヌス
トップメタ相手への拘束力は高いものの指名者以外のカードと1:1交換取れないので不採用。
返しにキルとったり制圧できるデッキならかなり強いとは思うんですが、どっちかというと今のMDでのカグヤは竹槍デッキ寄りだと思うのであんまり強くないと思ってます。


3. 8月後半


レート戦のイベントが始まります。カグヤ的にはあまり楽な環境ではないのですができるところまで頑張りたいなぁなんて。
ただランクマどころの騒ぎじゃないぐらい環境が先鋭化する可能性はあるのでフリースロットが多い環境メタデッキの素養があるカグヤにとっては何かの間違いでうっかりチャンスが転がってくるんじゃないかとか期待してたりして…。

今回の追加パックでカオスネフティスが来ると思って試すのを楽しみにしてたんですがこなかったので、来月に持ち越しですかね。



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