【壊獣カグヤ】MD4月環境メモ書き(2023.4.9)
4月ランクマッチ環境のふんわりとした感想。
10日にティアラメンツが来るから何もかも別ゲーになりそうでけれども
先月のあらまし
1.3/28からの新カード実装、およびデュエリストカップ以降の環境の変化
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
制限改訂はデュエリストカップ前に実施されその後は4/10施行の改訂が発表されただけだったので、4月頭の環境には影響を与えることはありませんでした。
内容自体は先のDCで活躍したイシズギミックを多用したデッキを牽制するためのバーデクや、先行1kill抑制のためのネクロフェイス、拘束力の高い永続罠の枚数減等、いつも通りの雰囲気です。
神碑やふわんへの規制の強化も行われました。
まあこの辺はカグヤ的にはかなり苦手な部類のデッキなのでありがたいかもしれません。
新セレクションパック、パッセージオブザサンが先月末に実装され、多くの人が待ち望んでいたバイスマスターが追加されましたが環境的には特に影響が大きいパックではなさそうでした。
カードプール自体にはほとんど影響がなかったはずなのですが、先月頭と違いイシズギミックを使用したデッキが大きく数を増やしました。
イシズデッキ内の筆頭がデスピア、それらより少し数を減らしてpunk、斬機が続き、たまにGS系が紛れ込む程度です。
リソースの起点がかなりわかりやすく、安定して妨害を立てられるスプライトを苦手としていた斬機、デスピアあたりがイシズギミックの墓地肥しで無理やり手数を増やしてスプライトを克服しようとしたとかなんとかって話のようです。
具体的にはデュエリストカップ上位層のもっと複雑なメタゲーム模様から成立したデッキらしいのですが、その辺はよくわからないので誰か教えてくださいませ。
とにかく先月頭よりは洗練されたリストのイシズデッキを持ち込むプレイヤーが大きく増えた分布だったように思われます。
遭遇頻度トップはイシズ入り烙印デスピア、次点でイシズ入りpunk、イシズ入り斬機、ツインスプライト、神碑あたりと似たような頻度で遭遇した印象です。
イシズデッキというざっくりした区切りで言ってしまうと当たりの7割近くを余裕で占めている状況でした。やばないか?
2.採用カード、不採用カードなど
当たりの中心が明らかにイシズギミックに偏っていたので40枚デッキです。
かなり高い頻度でトップ5枚を削られるために43枚デッキなら叢雲を4回ssできるとかそういう理屈がまず成立しないので、アトラクターやγ、増G等の強い誘発を引く確率を少しでも高めたいという目論見です。
2ゲームに1回近く烙印融合を撃たれる世紀末環境なので応戦するGは3枚投入しました。
対烙印融合はうららを除けば、基本的に応Gとアトラクターにお願いする形なのでその他の誘発がちょっとお試し枠の塊みたいな雰囲気です。
1.小夜しぐれ、屋敷わらし、ヴェーラー、クロウ
迷いの塊みたいな誘発。
烙印デスピアがイシズ込み60枚デッキが主流になったことでパッチワークギミックも標準搭載されることになりました。
その結果融合へのアクセス手段が増えたことで、応G出した返しに無理やりキマイラを出して突破を図られる機会がそこそこありました。
もちろん対デスピアのゲームで都合よく応Gとしぐれ合わせ引く期待をすべきではないのはもちろんですが、依然赫からの展開は大きな脅威の一つですし、アトラクターの上からでもある程度仕事ができる無効系といった持ち味もあるのでまあ許容範囲かなと。
他にも斬機の超階乗や、エクソシスターのマニフィカ、punkのアメイジングドラゴン等、こっちのターンに出てきて妨害しようとしてくる生物との遭遇率もかなり高く、その点でもエフェクトヴェーラーがかなり頼りないのでその点でもこちらを採用する理由になりました。
D.D.クロウは、烙印や斬機が多い環境なら結構強く使えることも多いのですが、アトラクターや応Gだけでは無理な相手の手札を乗り越える助けにはならないので今回は見送りです。
わらしはかなり曖昧なカードですが、しぐれ3枚だとダブった時に若干辛い、デスピアや斬機相手にはしぐれと概ね似た機能を発揮する、なんだかんだアトラクターや増Gへの墓穴を弾けば勝つゲームも多々あるとかそんな理由で3枚目のしぐれよりは役に立つはずと判断して採用です。
2.機巧狐-宇迦之御魂稲荷
スプライトやエクソシスター相手に強力な誘発でしたがそれらが大きく数を減らしたので今回は不採用です。
まさかスプライトがたった2か月で下火になるとは。
烙印開幕やフォクシーチューンなど、反応する機会が全くないわけではないのですが、まあ出したところでといったタイミングとサーチ先なのと、40枚デッキに絞って枠の捻出が逼迫していたので見送りました。
対スプライトがちょっと怪しげな雰囲気になりましたが、γ、うらら、しぐれあたりが絡めば応Gも有効札になりますし、初手の誘発が1枚以下ならエクレシアもいますし手数で乗り越えられる可能性もそれなりにあるかなぁという見込みです。
3.白の聖女エクレシア
悩ましい枠。
基本的にはそんなに強くないですし、最初はサンダーバードと誘発を積んでいたのですが、稲荷を抜いた関係でガードが下がっているスプライト相手に有効札になること、烙印デスピア以外の相手に打ちどころがかなり限られる応戦するGをいい感じに処理できること、そもそもイシズギミックや烙印融合に対して有効な誘発が少なく枠だけ確保しても思ったより役に立たないので、エクレシア続投です。
4.40枚デッキ
とにかくイシズギミックを使ったデッキが多いのですが、そのせいでアギドケルベクや芝刈りなんかの墓地肥しから増やした手数が多く、生半可な誘発では止めきれないことも多々あり、アトラクターの価値が尋常でなく高い状況でした。
アギドケルベクで叢雲のss回数を確保できないという理由もあるのですが、そもそもとしてアトラクター(や増G、γ等の極端なパワーカード)を引く確率を下げてまで積んで意味のあるカードがほぼないのが困ったところでした。
応戦するGは諸説ある怪しげなカードですが、使いどころが少ないとはいえ維持してれば勝てる類のカードなので烙印デスピアが最有力の環境ではアリだと思います。
グッドスタッフ系のデッキが入れるものなくて自然とデッキが細くなっていく状況、あんまりいい傾向ではない気がするので今後どうなるかちょっと不安になってきました。
3.ランクマ走り終えての感想とか
10日にティアラメンツが実装されることが確定しているのでそれまでにランク上げ切れてよかったです。
ビーステッドが未実装、アトラクターは準制限済み、ルルカロス実装が見えているのでスクリームまで入っている?状況でイシズギミックへの制限も1枚少ない程度で入ってくるのは結構ヤバそうなので10日以降はランクのこと気にしないで出来るだけ練習できるようにしたかった、というところです。
制限改訂がないとおそらくダメそうな感じなので、今月中にやれるだけやっておきましょうね。
ネクロバレー等を採用したメタビ寄りのカグヤももしかしたらアリかもしれません。
とは言えこちらは先手を取ったうえで初手5枚にあれば機能するカード、相手は1枚でも墓地に落とす手段があればそこから5枚10枚と掘ってリソース増幅させていくのでそもそもまともに算数してたら全然ゲームにならなさそうなのが問題ではあるのですが。
烙印デスピア以上の逆風になりかねないですが、まあ出来る範囲で色々やってみたいです。
ダメなら来月からはティアラメンツの背びれを撫でてそうです。