8月23日 相場まとめ
今日のマーケットまとめ
・米国市場の金利低下に伴う株価反発
・マイケル・バーリ氏の債券売りポジション
・日本株マネーの逆回転
・米国市場の金利の動き
金曜の米国市場ですが、1週間の下落の流れを引き継がずに切り返しました。結論からいうと金利の動きが大きく作用した模様です。特に米ダラス連銀のカプラン総裁がコロナの変異株が収まらない場合はテーパリングの開始は遅い方が良いという発言をしたことが大きいかなと思います。今週の実際のFOMCがあるまではどういう内容になるかわからないですが、ちょっとした発言でも思惑で大きくぶれる相場になってるので、今回の思惑と逆の結論がでるといよいよ下落トレンドが鮮明になりそうですね。
参考 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-20/QY5IHKT0AFB401
・マイケル・バーリ氏の債券売りポジション
もう一つ大きなニュースが出ています。ビッグ・ショートでも有名なマイケル・バーリさんが債券の売りポジションをとっているというニュースです。債券の価格が下落し、米国の金利が上がる方に投資しているということですね。ビッグ・ショート世紀の空売りは映画にもなっててめちゃくちゃ面白いので是非見てみてください!!
参考 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-23/QY98PDT0AFB401?srnd=cojp-v2
・日本株マネーの逆回転
日本の株式については米国につられて上昇しましたが、業種で見ると完全に先週末のマネーの逆回転ですね。↓先週
こういう時は基本的に市場がトレンドを探っている状態なので米国のFOMC通過までは一進一退になりそうですね。
今日の一言インプット
skew(スキュー)
超ざっくりいうと株の保険料みたいなもの。vixが過去の値動き(過去のボラティリティ)を元に値が決まるのに対し、将来のリスクに対して保険料が決まるのがスキューです。スキューが150を超えると一般的に相場が荒れていなくても、上昇トレンドかなあと思っても注意したほうがいいです。
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