8月20日(金)相場回顧
今日の相場
・昨日の米国相場
・ディフェンシブ銘柄の動き
・アプライド・マテリアルズとエヌビディアの明暗
・来週の相場予測
・一言インプット
・昨日の米国相場
昨日の米国市場は金利は横ばいでした。やはり金利の方向感は定まっていないようですね。その中でNYダウは下げたまま頭上がらず。S&P500は横ばい、SOX、NASDAQは途中で切り返したので半導体の切り替えしが大きかったのではないでしょうか。それを受けての日経平均ですが、頭上がらずでしたね、、、
・ディフェンシブ銘柄の動き
今日も綺麗にディフェンシブ系のセクターにお金が流れていますね。バリュー、グロースはほぼ関係なしといった感じですね。そして海運はやはりまだ下げが厳しそうですね。日経が切り返すタイミングで復活する可能性はありますが、今から長期で持つには難しいセクターになりそうです。
・アプライドマテリアルズとエヌビディアの明暗
そしてやはり注目は半導体セクターですね。エヌビディアの決算とアプライド・マテリアルズの決算がでて、両者悪くない決算でしたが、明暗が別れました。その違いについて本当にざっくり考察してみたいと思います。まずアプライドですが、ざっくりとイメージをもっておいて欲しいのは半導体製造装置の世界最大手の一角。半導体市場全体をウォッチするのにとても良い銘柄です。
そしてエヌビディアですが一時自動運転などで話題になった銘柄ですが、現在メインで稼いでいるのはゲーム向けの半導体です。そして(今回の決算を見ても)いま最も伸びて期待されているのがデータセンタ分野だと思います。半導体といっても色々あるので(全て見るのは大変だと思うので)決算とかあるタイミングで調べてみると面白いかもしれません。
来週の相場
来週は何をいってもジャクソンホール会合です。一時的に安値になった銘柄を買い戻す動きになってもおかしくないですが、全体でいうと下落トレンドではあるのでポジティブイベント通過までは長期で勝負するのは難しいと思います。短期で勝負したい方はチャートで見ても切り返しするとしたらもしかしたらいけるかも程度ですがはいると面白いかもですね。
今日の一言インプット
・vix指数
これは有名なのでご存知の方多いかもですが、ボラティリティインデックスと呼ばれているものです。ボラティリティ(ざっくりいうと値段の変化の幅の大きさ)の大きさをはかる指標で、一般的には20以下の時は平常な相場と言われています。これはあくまでも事後的な指標なのですが、これと似た考え方のものにスキューという指数があるので来週の月曜はこちらを説明したいと思います。
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