8月18日(水)相場回顧と一言インプット
今日のマーケットで気になったポイント
・米国の金利と株式全体の動き
・日本市場で昨日までのお金の流れから綺麗に反転→継続性は?
・中国、日本が切り返した理由は?
・米国の金利と株式全体の動き
世界的に株価の弱い動きを踏襲した形。金利の上昇についてはFRB絡みでなにか思惑がでたのかな?と思ったけど特に目立ったニュースはなさそうでした。
それぞれのマーケットの中身を見てみると、ディフェンシブなセクターがパフォーマンス高いので昨日の相場の流れを綺麗に引き継いでいる様子です。(金利が少しあがった関係で金融の位置が少し高いですが、目立つほどではないですね)
日経平均、中国がなぜ切り返したのか??継続性は?
まずぱっと思いつく理由は二つ。
1、ここ1週間下落していたのでその巻き返し
2、中国でなにかポジティブなニュース(全人代絡み)がでたのか?
1、海運は最近のパフォーマンス上位セクター、空運や金融などパフォーマンスが軟調だったセクターが上位にきているので可能性はあり。
逆回転のきっかけになる水準だったのか?→1ヶ月の安値に近づいていたのでポイントとしては入りやすかったと思われます。
2、中国のニュースは少し調べましたが相場を動かすほどの大きな特になさそうでした。香港市場については中国の規制強化に伴って(ざっくりいうと投資家が投資しにくいのでお金が別市場に流れる→香港株が下がる+香港ドル安になる)なかなか上昇基調に入れなそうですね。
・結論
今日の巻き返しは短期的なものである可能性が高いのかなと思いました。短期で買いを仕掛けるにはやりやすいタイミングだったのかなと。
今日の夜7月のFOMC議事録がでるので、米国相場がアジア市場の上昇に続くかどうかは内容次第かなと思います。急激な金利の引き上げに関する話は(個人的には)そんなにでないのかなあと思ってますが、もし出てくると全体の相場感としてもう一段下を見た方が良いかもしれないです。ハイテク決算も(結果とその値動きからみた参加者がみる半導体関連の割高感を)注視したいですね。
今日の一言コメント
ディフェンシブ とは??
なんとなくイメージしやすいと思いますが、景気の変動に強い銘柄のことです。景気が良い時は他の銘柄に比べてパフォーマンスが上がらないけど、景気後退機は値持ちがいい銘柄です。具体的には水産、医薬、小売、サービス、倉庫などなど。逆にシクリカル銘柄(セクター)と呼ばれるものでいうと機械、鉄鋼、建設、金融など。
この軸とは別にバリュー、グロースという軸がありますが、この話はまた今度にしようと思います。