シニアサンダル(つっかけ)に潜む危険性 その②
高齢者がつまずく理由
高齢者の歩行は、足関節、膝関節、股関節などの可動域が狭くなり歩幅が狭くなり、両足の間隔は広くなります。
また、歩行に必要な脛の筋肉が誤作動したり、円背によるバランスの変化など歩行を妨げる要因は他にもあります。
高齢者(シニア)は普通に生活していてもちょっとした段差でもつまずきます。
まして歩きにくい“つっかけ”で散歩というのはとても危険です。
高齢者に限らず脱ぎ履きしやすい履物は歩行には適していません。
“つっかけ”が悪いのではなく、“つっかけ”はつっかけることが本来の役割、それ以上のことを“つっかけ”に強いているのが問題なのです。
シニアに履いて欲しいサンダル
つまずきにくいサンダルとは足と一体化し、しっかり固定できるサンダルが理想です。
サンダルを選ぶポイント☟
踵の芯がしっかりしている
足の指廻り、甲を調整具(ベルト)などで固定できる
つま先が地面からやや上がっているデザイン
低下したアーチ機能を補正するインソールが入っている
軽さばかりを訴求される高齢者(シニア)も多いのですが、先ずは足がしっかり固定できることが大事です。
これは高齢者(シニア)だけでなく足元のバランスを良くするための基本です。
このようなサンダルなら長時間の歩行にも適していますので歩くことが多い旅行などにも最適です。・・・参考にしてみて下さい。
シニアサンダル(つっかけ)に潜む危険性を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。