コロナをきっかけに変わった親との関係性

福岡の大学進学を機に始めた一人暮らし。

当時は、慣れない環境の中で、やることもいっぱい、精神的に辛かったです。
一人暮らしをして2年間くらいはずっとホームシックだったような気がします笑

実家に帰省してご飯を食べたり、温かいお風呂に入る度に、親のありがたさを痛感し、福岡に帰る日の朝は毎回憂鬱な気持ちでした。

しかし、その頃コロナの流行が収まらず、医療従事者だった私の両親とも会えない日が段々増えていきました。初めは喜ばれていた帰省も、段々雲行きが怪しくなり、帰ろうとすれば「周りに迷惑がかかるから帰ってこないで!!」と言われ、態度の変化に普通にショックでした。
良くも悪くも、それがきっかけで実家への執着や愛が段々と薄れていきました笑

一人暮らしに慣れてきたのもあるけれど、自分が必死に求めていた時に、冷たく対応されたことに心を閉ざしでしまったんだと思います。もちろん、状況も分かっているし、あの時は誰もが我慢をしなければいけなかった時期。自分だけじゃないはずです。
しかし、大切な人に会うのを我慢してまで仕事を優先するこの社会ってなに?とずっと思っていました。

次第に、実家に帰りたい気持ちや親に会いたい気持ちは全く無くなり、むしろ帰ること自体面倒くさいなと思うようになりました。
コロナが落ち着き、今では両親からは「落ち着いたから、帰省しておいでね!」とか「旅行行こうね!」とか言われるけど、私にとってそんな都合のいい話はありません。

「求めると離れていき、去ると追われる」
まるで、恋愛やん、とか思いながら本当に今は家族に対して、あまり愛がありません。
とは言っても、親の誕生日や、まとまった連休は帰るようにしてるんですけどね、笑
心がどこか完全に開ききってないような。

私は、家族だけでなく友達でも恋人でも、ある日プツンと「あ、もうどうでもいいや」ってなる日が来ます。
それは、自分が相手に対して思いやりをもって接している時に、同じようにならなかった時です。
もう少し、大人にならなきゃな〜とは思うのですが、自分のことを大切にしてくれない人に自分が誠意を見せる必要はない!と割り切っているので、なかなか変えられない気がします。

それでも、新しく出会う人達、自分のことを大切にしてくれる人達は周りに沢山いるし、私もそういう方達のことは、大切に守っていきたいと強く思います。

時には立ち止まり、振り返りながら前に進んでいきたいですね!

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