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節分、手巻き寿司パーティー

「節分はいつも2月3日」と思っていたらたまに変わる年があるらしくてびっくりしたみなさんこんにちは。地球の公転周期は365日よりわずかに長く、そのズレを調整するためにうるう年があります。そのうるう年でも完全に調整しきれないため立春の日付が少しづつ変動します。2025年はこのズレの影響によって立春が2月3日になったため、その前日である節分が2月2日となりました。わかりやすい説明ですね。ChatGPTに投げたプロンプトは「今年の節分が2月2日だった理由について簡潔に教えて」です。

我が家の節分2025

さて我が家の今年の節分は、息子が保育園で作ってきたお面と豆入れを持ち帰ってきたことで、より特別なものになりました。

息子が作ったお面は紙でできていて、青色で塗られた豆入れとセットになっていました。息子が好きな青色が全面に使われていて、彼なりのこだわりが感じられます。豆がビニールテープで大きめに作られているのがよくて、手で掴みやすくて投げやすい仕様。実際に投げてみると普通の豆よりも散らからず、親としてはありがたいアイデアだなーと思いました。Big up to 保育園の先生。

《鬼 - 変容する感情》
2025年
紙、クレヨン、折り紙、のり
30×20cm

本作は、鬼の表情を通じて幼い創造性が持つダイナミズムを表現している。大胆な色使いと力強い線によって、見る者に独特の緊張感を与える。折り紙を用いた立体的な装飾が加えられ、鬼の存在感が際立っている。遊び心と直感に満ちた本作は、子どもならではの自由な造形力を映し出している。

家に帰ってきた息子は、お面と豆入れを誇らしげに見せながら、「おに!」「まめ!」と教えてくれました。保育園でしっかり学んできている。

鬼役は僕が担当しました。せっかくやるなら本気でいっとくか、と息子作のお面を頭に乗せてめちゃくちゃデカい声で唸りながら近づいてみると、息子は「キャーーーー!!!!」と大はしゃぎ。「おにはそと!」「ふくはうち!」とちゃんと言えていて成長を感じました。

手巻き寿司パーティー

そして夜ご飯は友人を招いて恵方巻き……の代わりに手巻き寿司パーティー。具材を自由に選んで巻くスタイルにしたので切って並べるだけで楽でした。息子のお気に入りは玉子とマグロとツナマヨ。

奥さん「今年の方角ってどこなんやろ?」
僕「俺」
奥さん「え?」
僕「俺を見て食べてください」
奥さん「新興宗教やん」

という生産性のない会話をしました。

普段は陰陽五行説や十干や歳徳神の話なんかしないのに2月に入った瞬間にいきなり日本中で太巻きを売り出す現象も新興宗教っぽい。狂っているのはどちらなのか? 最後の節分ってのは俺自身が節分になることだ。この技を使えば俺は死神の力の全てを失う。とろたくを作ろうと思ったらたくあんがなかったので奈良漬で代用したら美味しかったです。あと大人6人ぐらい集まったのでめちゃくちゃ喋って食べました。マナー講師が見たら「恵方巻きは無言で食べろ!」って言いながら気絶すると思う。俺たちが食っているのは恵方巻きではなく手巻き寿司です。あなたは誰ですか?

子供の頃、親がやってくれた節分を今は自分が親としてやることに、不思議な感覚を覚えました。直近だとクリスマスに同じ感覚になった気がします。息子も親になったら同じ感覚になるのでしょう。そう思うと毎年のこういうイベント、家族で全力で楽しむぞという気持ちになりますね。


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