7年前の今日
パソコンのフォルダを見返していると、ちょうど7年前の今日に撮った写真が出てきた。以下に登場するのはちょうど7年前の今日に僕が大阪の地元で撮った写真である。
当時僕は大学4回生で就活もろくにしていなかった。
地元で何気なく撮った写真に登場する謎の白い塔。これはPL花火でそこそこ有名なPLタワーである。この塔を見ただけで、なんとなくPL花火の映像とお好み焼きの味を連想してしまう。
妙に整った遊歩道。木はまだ若いが遊歩道の幅に適した枝ぶりをしている。何より天気が良い。人工的であるが素敵な道だと思う。
僕が通っていた大学近くの道で撮ったもの。撮った時の感情は全く覚えていない。
人気のない整備された田舎の歩道。横たわる山並みと果てしない雲の遠近感が懐かしい。
東京に引っ越してもう6年なので、こういう人気のない写真は新鮮に感じてしまう。
消失点を求めているような気がする。当時の僕は22歳の大学4回生である。震災から2年後の2013年の春である。
僕はこんな田舎の大学に通っていた。中央のピンクと黄色の建物に4年もの間毎日通った。そこで学んだことは今日の基礎になっている。
そして7年後の今日も写真を撮った。
カメラや天気のせいもあるかもしれないが、何を撮っても重たいような感じがした。
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