過去
僕は27歳で、小説家志望のフリーター
サラリーマンだった時、学生だった時、幼稚園児だった時から、僕の中身はなんにも変わってないと思う。
19歳から小説を書くようになって、ぼんやり考えていたことがアウトプットされ、整理されるようにはなった。けれども、おおもとにある「自我」はなんら変わっていない。と、自分では思っている。
「社会人・一人暮らし」といった状況や習慣が、今の行動を規定しているだけ。幼稚園児の頃からヤクルトやかにかまぼこは好きだし、昔食べた感動と、昨日食べた感動に差はない。
――時々、ものすごく疲れて自分の体がはんぺんみたいに、くたくたになって、無気力になる
そういう時、自分を回復させてくれるのはヤクルト……ではなく、そういった信頼できる過去を持っている自分自身だと思う。
過去は大切にしたい。卒業アルバムや昔の日記は実家の時が止まった本棚にあればいい。
ツイッターには決して投稿しない。
いいなと思ったら応援しよう!
小説を書きまくってます。応援してくれると嬉しいです。