
知る人ぞ知る「日本一甘い柿」の謎とは?
ブログのアフェリエイトで稼げないかな〜なんて邪な気持ちで、ちょっと頑張ってみたんですが、やっぱり性に合ってなかったので、ブログ閉鎖。
残しておきたい記事をこちらに移行しています!
時期はずれですが・・・よかったら読んでください💖
秋ですねー!皆さんはどんなときに秋を感じますか?
やっぱり一番身近なのは食ですよね!
先日このブログで鳥取県八頭町を特集しましたが、その時に発見した美味しそうなもの。
秋の果物といえば柿です!
その名もズバリ・・・
花御所柿!!!!
?
はなごしょがき・・・?
知らないなぁ。って思いますよね。
甘い柿で有名なのは、富有柿(ふゆうがき)ですよね。
なぜ日本一なのにこんな知名度がないのか、それを紐解いていきます!
目次
1 そもそも花御所柿ってどんな柿?
2 どうしてあまり知られていないの?
3 八頭町に行って花御所柿をゲットしよう!
4 旅に行けないなら・・・
1 そもそも花御所柿ってどんな柿?
花御所柿は、200年前の江戸時代天明年間に、郡家町(現在の八頭町の一部)の農民が、大和国(奈良県)から「御所柿」の枝を持ち帰って、渋柿に接木したのが始まりと言われています。
柿には甘柿と渋柿がありますが、花御所柿は甘柿です。なので、そのまま生で食べることができます!

一般的に甘いとされる品種の柿が12〜15度。でも、この花御所柿の平均糖度は17度以上、最大で20度を超えるものもあるのです!!!すごいですよね。
明治45(1912)年に公表された全国「柿品種に関する調査」において、鳥取県八頭郡大御門村原産の花御所柿が品質最上位に。昭和22(1947)年に戦後初の全国果実展示品評会において、花御所柿が柿の部1等賞を受賞しています。
2 どうしてあまり知られていないの?
こんなに甘くておいしい柿なら、もっと知られてていいし、地域活性化のためにももっと大々的にPRしたらいいんじゃないの??って思うのですが、それができない理由があるのです。
その理由を考える上で、甘い柿として有名な富有柿はどうして全国的に知られるようになったのかを調べてみます。
それは・・・全国に流通したからです!
安定した栽培が可能で、全国の農地で栽培されたため、出荷量が多いのです。
一方で、花御所柿は栽培が難しいため、出荷量が少ないのです。
栽培が難しいだけでなく、八頭町(旧 郡家町)の中でも、ごく一部の限られたところでしか品質の良いものがとれないというのです。不思議ですね。
なので、なかなか他の地域で栽培が広がらないのです。
だからでしょう。量より質!ということで、「こおげ花御所柿」が国が進めている「地理的表示保護制度」に認定され、ブランド化に力を入れています。
3 八頭町に行って花御所柿をゲットしよう!
花御所柿はネットでも購入することはできますが、どうせなら、ご当地で食べるのはいかがでしょう。
というのも、柿の一大産地となっているので、11月下旬から12月上旬になると、色づいた柿が織りなすオレンジ色の風景を楽しむことができるのです!
国道29号沿いにたくさん柿畑があるので、ぜひ訪れてみてください。
兵庫県宍粟市から鳥取県若桜町、八頭町、鳥取市までの国道29号線は、日本風景街道「新因幡ライン」に登録されています。
さらに!国道29号沿線にある、花御所柿の果樹園に囲まれた中にある直売所「物産館みかど」にて、「花御所柿フェア」が毎年開催されています。ステージイベントや、柿の試食、屋台も出店など。詳しくは、ぜひホームページを確認してみてください。
4 旅に行けないなら・・・
旅行に行けないけど食べたいな・・・という方は、普通にネットで買うのもいいけれど、八頭町のふるさと納税でも花御所柿をゲットするのはいかがでしょうか。