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ジャパン・グレートビア・アワーズ2023『金賞』を受賞しました!!
こんにちは。開運グルメ研究家
ジャパンビアソムリエの日菜です。
そんな私ですが、つい1年前までは
エールとラガーの違いも知らず、
「夏のビール最高〜!」位なもので
むしろ、ワインペアリングが趣味♪
というワイン好きでした。
そんなゼロ知識だった私が、
約4ヶ月集中でガリ勉して(飲み)
びあけん3、2級併願合格、
ジャパンビアソムリエ取得の
キッカケをくれたのは、
ビール醸造家である、兄の影響でした。
「なんか…お兄ちゃんのビールは
フツウのと味が違うね???
そもそも…ビールって、何だろう??」
![](https://assets.st-note.com/img/1676947173750-cgq7ZhQAPT.jpg?width=1200)
軽い気持ちで学びはじめ、
どうせなら検定を…と深まるうちに、
「ビールって楽しいお酒だなぁ。」
お酒にもそれぞれ楽しみ方があるけど、
特に、ビールは楽しい♪
私が感じたことでした。
ビールの奥深さを教えてくれた
兄が作ったビールが、先日発表された
『ジャパン・グレートビア・アワーズ』で
みごと【金賞】を頂いたので、今回は
兄のブルワリーを紹介させてください。
◆こんにちは。Ozigiです!!
私の故郷、北海道函館市は、
観光業がメインの小さな港町。
H.M.Works /ozigi / 函館麦酒醸造所は、
コロナウィルスの影響で
人との交流が絶たれていった
2021年7月17日にOPENしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1676912370259-HMn906RIR7.jpg?width=1200)
社名の『H.M.works』には、
H(函館、北海道)
M(みんなで、もりあげる)
Works(そんな仕事です)
という意味が込められています。
観光の街である函館市の
新たな魅力の1つとして、
クラフトビール産業で町おこしを
したい!との想いから設立しました。
所在地は、函館の象徴的な
地域である西部地区。
函館観光ルートの1つになっている
日本最古のコンクリート電柱の
向かいに建てられた、100年の歴史が
ある倉庫を改装した醸造所です。
![](https://assets.st-note.com/img/1676912407675-9I5zEKwgsm.jpg?width=1200)
どんなコンセプトのビールなの?
はい!シェアさせて下さい(^_^)
◆『Ozigi』って、どんなブルワリー??
ビールと言えば、ラガーの日本。
ビールが苦手という人にも
様々なテイストを知ってもらうことで
『ビールってこんなに美味しいんだ!』
と知って貰いたい!がコンセプト。
ビール初心者さんも飲みやすい
王道のビアスタイルがテーマです。
![](https://assets.st-note.com/img/1677053263643-wUrc1cZknj.jpg?width=1200)
地域の人と繋がり、助け合いながら
盛り上げていくことが目的!!
北海道産のホップを使用したり、
地物のイチゴや有機ベリーなどを使った
フルーツビールも限定販売しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676979975283-3bgpTspx8b.jpg?width=1200)
レストランで使用している卵は
平飼いで、ビール醸造の際に廃棄される
麦芽を食べて育ってるんですよ♪
(鶏さん、すごく喜んで食べるそう!!)
![](https://assets.st-note.com/img/1676928413715-qYbyC747My.jpg?width=1200)
例え少しの事であっても、無駄なく、
地球も人も、動物たちも健康であるよう、
サスティナブルな取り組みも行っています。
レストランでは、函館や北海道の
クリーンで美味しい食材を使った
お料理を提供しているので、
またいつか紹介させてくださいね。
◆2年連続受賞の影に。
パンデミック中は、世界の人達が
本当に大変な時期を過ごしましたよね。
特に飲食店は大打撃を受けた方が
多かったのではないでしょうか。
開業を決めて準備していた中で、
突然のパンデミック…
本当にストレスや苦労がありました。
雪国の冬は、経済や暮らしも
本当に、本当に冷え込みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1677054440996-NXJ4EMAhBB.jpg?width=1200)
特に観光の街である函館は
大きな打撃を受け、
まるで映画の撮影かのような
ゴーストタウン。
人が歩いていませんでした。
だけど。
ビールで函館を、日本を元気に。
いつの日か、世界に羽ばたいていく
ビールを作るんだ。
だから、負けていられないんだ。
ピンチが来たら笑ってやるんだ!って。
よーし、これを乗り越えた先には、
素晴らしい景色が見られる!
…
OPENから1年足らずで挑戦した
ジャパングレートビアアワーズ2022では
オリジナルの看板ビール『白すだち』と
『IPA』が銅賞を受賞し、道南地域では
初となる快挙を達成させて頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677054388838-smpt7YSaV0.jpg?width=1200)
そして2023年は、函館産の
オーガニックブラックベリーを使用した
Black Berry Porter(ブラックベリーポーター)が
フルーツビール部門で金賞を受賞。
モルトのふくよかなコクと丸み、
ほんのり甘く苦みの少ない黒ビール。
完熟したブラックベリーの甘味と酸味、
コクのある渋みのポーターです。
赤ワインのような飲みごたえがあり、
肉汁たっぷりのステーキや
ローストビーフと相性抜群!とのこと。
想像するだけで黒ビールでの
ペアリングの可能性、広がりますね♪
![](https://assets.st-note.com/img/1677054580989-5VODueWQPB.jpg?width=1200)
私はまだ合わせていないのですが、
北海道の鹿にも合いそうで楽しみです☆
何より…厳しい冬を過ごしている
函館に、少しでも明るい話題を
提供できたことが、本当に良かったなって。
兄、やるじゃん!!
素直に尊敬している私です。笑
応援して下さった皆様、
主催や審査に関わって下さった方々も
本当にありがとうございます。
◆日本から世界へ…ビールの可能性。
ニュースを見ても、ネットでも、
日本の未来について明るい話は少ない。
世界から置いていかれてる、
日本はオワコンみたいな。
確かに危機感は大事だけれど、
私は日本は捨てたもんじゃないって、
本当に思っています。
唐突ですが、おうし座の私は
毎日、頭の中は食でいっぱいです。
(おうし座は美食家が多い)
![](https://assets.st-note.com/img/1677054789682-LiUk0caF66.jpg?width=1200)
世界の星付きシェフ達の
ドキュメントを見るのが大好きで、
ミシュラン掲載店、TVや雑誌で話題、
アジアベストレストラン1位の
タイとシンガポールの有名店にも
足を運ばせて頂いたり。
![](https://assets.st-note.com/img/1677053352352-Ba1599bhkF.jpg?width=1200)
すると、未熟ながらにも、なんとなく
その年の「トレンド」のような
料理のスタイルが見えてきます。
口に運ぶと目に浮かぶテロワール。
食感、温度、ビジュアル、エンタメ性。
生産者さんが想いをこめて
育てた食材、職人技、お酒とのマリアージュ。
![](https://assets.st-note.com/img/1677054681537-QAvWeX6CjQ.jpg?width=1200)
世界の職人達、美食家達は
いつも「新しさ」や「驚き」を
求めて腕を磨き、楽しんでいる。
そんな中で「ビール」との
ペアリングは新たな可能性を
秘めていると感じます。
ビールには他のお酒にない
「苦味」が特徴であることは勿論、
世界中のブルワーが作り出す
様々なビアスタイルの味わいは、
無限の可能性しかない。
やはり食中酒としては、
ワインや日本酒が合わせやすいと
感じる私ですが、ワインなどは
天候や土地に左右されるという
難しさ(おもしろさ)がありますよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1677054827124-Q8wgtQFfvG.jpg?width=1200)
その点ビールは、比較的
味わいの調整が効きますし、
コスパの部分でも魅力があります。
今回のブラックベリーポーターも、
フレンチや、案外中華もいけるか?!
と、フードペアリングにも
楽しい発見がありそうで
とてもワクワクしている私です。
◆ozigiアイコンの由来
いつか、兄のビールが
海外のレストランでペアリングに
使われたり、ビールを飲みたいから
函館に(日本に)来たい!!
そう思って貰えるビールファン&
仲間達が増えたらいいなぁ…♡
と考えている私です。
「食」って世界と繋がれる、
生きる上で絶対に必要なものだから。
北海道は…日本は、おいしい!
素晴らしい文化や、
心の優しさ、誠実さ、
純粋な美しさがある。
あの風景が見たいから、
あの国へ行きたい。
あのレストランに行きたい。
あの土地の人にまた会いたいから、
サケを、ワインを、
ビールを飲みに、日本に行きたい。
もっともっと、広めていきたいな。
![](https://assets.st-note.com/img/1677684538138-4MO3eDNYoG.jpg?width=1200)
函館市の鳥(市鳥)である
ヤマガラという渡り鳥で、
体調14cmほどの小さい体でありながら、
日本と世界を渡っていくそうです。
また、ポリゴンのように
描かれている意味は、
パズルのピースのように
それぞれが持ってる力と繋がり
羽ばたいていきたい。
函館から世界へ。
日本から世界へ。
そんな夢が秘められています。
まだまだ小さいブルワリーで
はじまったばかり。
至らない所もあるかと思いますが、
みんなで協力して頑張っていきますので
たくさんの方に応援して頂けたら
とても嬉しいです。
函館にいらっしゃる際は
ぜひ、美味しいビールを飲んで、
楽しい時間を過ごしに来てくださいね。
OZIGI(^_^)
![](https://assets.st-note.com/img/1676910377123-qK0gMga2Mb.jpg?width=1200)