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一年通い終えて
あっという間に時が過ぎて noteもご無沙汰になってしまった
久しぶりに書くのは中国語のこと
大學の語学センターで4期分、つまり一年通い終えての感想を記録用に
4期で3冊目の前半まできて とりあえず今思うことは
”あれ?全然喋れるようになってないぞ”ってこと
この一年で確かに進歩はしたけど 正直まだまだ 全然足りないと思う
単純に単語量は増えたから聞き取れる言葉も増えたけど 日常では今までなんとなく雰囲気で理解していた部分が あーこう言ってんだなとかこの字だったんだなってわかるようになった程度で 意思疎通のレベルはあまり変わってないんじゃないかと思う
一年やってこんだけか って気持ちの方が大きい
話す力が圧倒的に劣る 書くときは時間をかけられるので語順も気をつけられるけど 話す時語順がめちゃくちゃに 特に動詞が後ろにいきがち 加えて発音もカタカナになりやすいので相手にものすごく考えさせてしまうレベルだ
台湾人は優しいからすぐ褒めてくれるけど それってまだまだって意味でもあると思う
先日 台北にある國父紀念館で外国籍学生の中国語スピーチコンテストがあった
これは年に一度 毎年開催されているらしく 案内をもらったとき出場するか ものすごく迷った
そこで過去の優秀者の動画を見てみると レベルが高過ぎて 諦めた
とはいえ 一度湧いた興味 気になって実際のコンテストを見に行くことにした
一人あたり5分程度だが 出場者は70名ほどいるので 途中休憩を挟みながら一日がかりで行われる 日本人も数名出場していた 全部見ていると娘のお迎えに間に合わないので午前の部だけ見させてもらった
実際に見てみるとレベルは様々で 改めて 挑戦することに意味があるのだと感じた 来年チャンスがあったら挑戦してみたい(来年の今頃もまだ学生でいられるのかは不明だが)
さて この一年を改めて振り返って できるようになったことを考えてみる
クラスメイトとの会話も前より増えたし 幼稚園の先生との連絡も楽になってきた 病院にかかる時も前よりだいぶやりとりできるようになった
一年前ほとんど喋れなかったことを思えば できるようになったこともそれなりにあると気づく 何より気持ちが全然違う 勉強する前は全く勇気がなかったけど 今は話そう 話してみようという気持ちがある
以前お世話になった先生から ”あなたは自分に対して求めるモノが高い 時々自分をリラックスさせることを忘れないで” と言われて あぁその通りだと思った
このごに及んで間違いを恐れたり 発音にこだわっているところがあって 発言するのを躊躇することがある
これが成長の妨げになったりして 自分を苦しめている部分はあるけれど それでも少しづつ ゆっくりでもいいから理想に近づきたいと思うのだ
語学に終わりはないけど 変化する言葉の中で 自分も成長し続けたい
明日から新学期 またここから始めよう