台湾で銀行口座開設
今回は台湾生活について
ちょっと前に在台5年目にしてやっと 現地銀行に口座を開設した
理由は大學の奨励金が振込制になったためだ
前回は夫の口座に入れてもらったが 同意書等の書類を書く手間が増えるので自分の口座を作ることに
4年半の間 なくてもやってこられたから 基本的には必要なさそうだが これを機に日本円でしかしてなかった貯金も始めることにした
パスポートと居留証をもっていざ銀行へ
*台湾も銀行は数多く 迷ってしまいそうだが わたしは今回夫の給与口座と同じところに開設した
銀行に入るなり「我要開帳戸」といと「???你要開戸嗎?」と聞き返された
どうやら新規開設は開戸というらしい
窓口の行員は妊婦さんでとても感じのいい人だった
途中まで順調に進めていたのだが 必要事項の記入用紙に市内固定電話欄がある
固定電話なんてもちろんない 夫のスマホの番号でもダメらしく固定電話というのが重要らしい 夫の会社の番号を使うことになったが 知らない 会社にかけることなんてない 急遽夫に確認するも繋がらず 結局行員が社名で検索してくれた
ふぅ と思ったのもつかの間
今度は日本のマイナンバーがいるとのこと それも知らない
マイナンバーを付与されてすぐこちらに移住したため まったく使うことなく 通知カードは確か封筒に入ったまま眠っているはず
無いと話が進まず 日を改める必要があり その日はそこまでとなった
担当してくれた妊婦の行員が 翌日順番を待たなくていいようにと 名刺と資料を挟んで ついたら彼女に通してもらえるようにしてくれた マイナンバーの見本もわざわざプリントして おそらくこういうものだから探してみて と優しく言ってくれた
こういうところの人にはあまりいいイメージがないが(ぶっきらぼうな人多くないですか?)彼女の対応の良さに救われた
帰宅後 探せど探せど出てこない通知カード
そもそもなぜ台湾の銀行で日本のマイナンバーが必要なのかもわからずイラつき始めたところで 数名の在台日本人から色々と教えてもらった
どうやら台湾サイドではなく 日本サイドが税金逃れ等の防止のため 海外の銀行にマイナンバーの紐付けを要求しているらしい
そのため台湾の銀行でもマニュアル上提示を求めているようだ
しかし実際マイナンバー付与以前に移住してそれ自体もたない人や 海外転出時に凍結しているパターンもある
そういう場合はその旨を窓口で伝え 関連書類にサインをすれば大丈夫らしい なくても開設を断られることはなさそうだ
とはいえあったほうがお互い楽であることは間違いない
その後通知カードは無事見つかり 翌日に出直した 担当の彼女は対応中だったが隣の行員がすぐに引き継いで手続きしてくれた
書類は全て整っているので難しくはなかった
総合口座を開設 カードはクレジットと交通系IC(遊悠卡)機能がついたものに アプリの登録も同時に済ませて無事開設!
なぜか学歴(日本の大学)まで聞かれる 台湾では時々学歴を聞かれることがあるのだがなんのためなのか
*まとめ*
台湾で銀行口座を開設するときに必要なもの(2020.9.時点)
・パスポート ・居留証(すでに発行済の場合) ・印鑑(なくてもOK) ・マイナンバーカード(通知カードも可) ・市内固定電話番号
*銀行によって対応が違う場合もあるため参考までに