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ノートアプリの変遷 NanaTerryからObsidianまで

初記事。個人メモなのでノートアプリに悩んでいる方の暇つぶしになれば幸いです。

ノートアプリの変遷

自分はメーカーのハードウェアエンジニアなので、技術メモや論文、TEC記事や読書メモなどを一元管理しておけるメモアプリにはこだわっていました。学生時代はwordで管理していましたが、その後はアウトラインプロセッサーのNanaTerryをはじめ、BoostNoet、Inkdrop、Typora、Visual Studio CodeによるMarkdownプラグイン環境などいろいろ試しました。懐かしく感じるアプリもありますが、結果として現在はNotion+Obsidian(Sync課金)に落ち着いています。

ではNotionとObsidianをどのように使い分けているかと問われると、「特に使い分けていない」が正直な回答です。時系列的にはNotionからObsidianへの移行となりますが、思ったよりもObsidianに慣れることができず、中途半端に併用しているのが現状です。

Obsidianがしっくりこない点として「プラグインを前提とした拡張性の広さ」があります。また、ObsidianはエディタデザインもCSSで拡張できるため、細部にこだわってしまう自分は常に「もっと良い使い方(プラグイン)やデザインがあるんじゃないか」とノートアプリの本質とは外れたところに時間を使ってしまう問題がありました。例えば以下のようにデザインにこだわっていましたが、誰に見せるわけでもないので、デザインではなく内容に集中するべきでした。

コーヒードリップについてのメモページ

一方でNotionは、拡張性に制約はあるけれど、使っていて不便はなく気持ちの良いノートアプリだと思います。

ここで、NotionからObsidianに移行したときの思考を振り返ってみます。今でも気を付けていますが、もともとNotionのDatabase機能など、特定のアプリでしかできないことはあまり使用しないようにしていました。これは、その時々の ”State of the art” に対応できるようにするためで、その意味でも、単純なローカルファイル管理アプリであるObsidianは自分の用途にマッチしていたと思います。またObsidianは基本的にローカルファイル管理という特性上、セキュリティ要件の厳しい会社でも使いやすかったです。

今後のノートアプリ

さて、今後はObsidianからNotionに情報を戻して様子を見つつ、どこかのタイミングでAIノートアプリに移行したいと思っています。現在(24年09月)でもNotion AIやOneNote + Copilot、またObsidianはChatGPTのAPIを叩けるので重宝していますが、よりAIがシームレスに取り込まれたノートアプリが出てくるだろうと思います。自分の業界に近い話になりますが、25年にはOSにAIエージェントが組み込まれることが計画されているため、それ以降は様々なユースケースからのフィードバックがノートアプリを進化させていくだろうと考えています。

と言いつつ……

HaptaBaseは非常に気になっている自分がいます。特にHaptaBaseのホワイトボード機能は「特定のアプリでしかできないこと」の代表例で、上述してきたことと矛盾しますが理屈では語れません。HaptaBase……ここまでノートアプリを試してきた自分には気になって仕方ありません。。。

2024/09/16追記
HaptaBaseに課金してみました。

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