![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130031873/rectangle_large_type_2_42d07ffd43047df4e88f982c6602134f.png?width=1200)
超強化! 王契約のススメ
皆様お久しぶりです、神無です。
界導が発売されて十日がたちました。
元気にバトスピをやられておりますでしょうか?
本日はその界導で超強化された、王契約の紹介です。
過去の王契約については過去記事を見ていただければと思います。
今までの王契約
今までの王契約は明確なフィニッシャーの不在による決定打がないことが問題でした。
AFOのコンセプト自体は面白くても、キング・ラオンのバーンがバトル終了時と遅かったり、ドラグーンゴレムなどの豊富なドロソを持て余し気味であり、ソリティアの終着点がないことが欠点でした。
なので、フィニッシャーをカテゴリ外で用意する必要があり、中途半端なデッキとなっておりました。
デッキリストは過去記事を見てくださればいいと思いますが、汎用札による介護がなければまともに機能しない上に、それなら蒼契約でいいと言わざるを得なかったです。
しかし、界導の新規によってその欠点を克服し明確なフィニッシャーとリーサルプランを手に入れたことより環境に食い込むレベルのデッキとなりました。
デッキリスト
![](https://assets.st-note.com/img/1707220904333-5N1YyMQuHb.png)
各種採用カード
相棒獅子ラオン
このデッキの契約スピリット。
AFO持ちが召喚されたときにカウント(以下Cと表記)を+1する効果と、ターンに一回トラッシュから系統:蒼波を持つスピリットを一枚回収した後AFOを持つスピリットを召喚できる効果を持ちます。
このターンに一回の効果はこのカードの枚数分発揮できるのと、重疲労&インクリースによる無効化をケアするために2枚以上の採用が望ましいです。
C+1する効果は召喚したAFO持ちがゼロカウンターで処理された場合、発揮しない点に注意しましょう。
2枚にしているのは他のカードに枠を割きたかったからです。
イノレーサー
このデッキの裏エースです。
ワンアクションでC+2できるのはこのカードと竜騎兵ラオンだけであり、ドローしながらだとこれだけなので文句なしの3枚作用です。
基本的に竜騎兵ラオンの蘇生先であり、状況次第では契約ラオンの効果で回収することもあります。
ミラージュもこのデッキとかみ合いがいいのもポイントです。
次の制限カードの候補でもあるため、制限になった場合は空いた枠に他のAFO持ちドロソになります。
ドラグーン・ゴレム&ハイドライン
ドロー効果持ちのAFOでこちらも文句なしの3枚作用です。
この2種に絞っているのは軽減と増えた時バーストが獄契約くらいにしか採用されていないためです。
ドラグーンゴレムのAFOは序盤Cを盛るのに使いますし、ハイドラインのAFOはカイゼル・ラオンがフィールドにいるときに使います。
召喚時効果は強制であることに注意しましょう。
ナルシス
契約ラオンの効果でCが増えると同名ターン1でトラッシュから手札に戻ってくるAFOです。
基本的に手札から捨てるカードであり、AFO効果もフリーデンXVやデスタウロスXVの登場で使用する場面が多くなりました。
AFO効果で宣言するコストは対面するデッキによって変わりますが、基本は9です。
ゼッター極の場合は8、獄契約は6を宣言すると2種類バーストを封じることができることを覚えておきましょう。
序盤から終盤まで使うカードですが、手札にかさばっても困るので2枚です。
枠が足りなくて削るならここですね。
オルト・タイガ
アタステメタ持ちのAFOです。
アタステメタはLV2からでこいつと王契約持ちがアタックしている間であることは覚えておきましょう。
AFO効果は1コアブーストとBP+3000で、このデッキに不足しがちなコアを補うもので、序盤攻撃する際横に並べておきたいカードです。
それでも3枚入れてもいいですが、他のカードに枠を割きたいのと、終盤に絡めばいいので2枚採用です。
アークハイドラ
界導で追加されたAFOです。
LV2から発揮するメインステップ効果は契約ラオンの効果をターンに一回を無視して発揮するというもので、やっていることは王契約版ミズアです。
AFOもC+1しながら自身もしくはアタックしている王契約のコスト以下のスピリット/アルティメットを破壊するという強力なものです。
3枚採用でもよかったのですが次に紹介するカードに枠を割きたかったため2枚にしました。
ターボ・ビゾン
他の王契約では見ないであろうAFOです。
コスト7の4軽減とこのデッキにしてはかなり重いカードですが、基本的に捨て札として運用しカイゼル・ラオンで引っ張ってくるという使い方をします。
召喚/アタック時効果で相手の盤面にいる最低コストのスピリットを破壊でき、C6以上で1コアブーストするというものでどちらも任意効果なのが偉いです。
AFO効果は自身とアタックしている王契約がターン1で回復するというもので、これによりカイゼル・ラオンのバーンを2回使うためのコンボカードでもあります。
この回復効果も任意効果であり、対面に回復メタがあれば使わないという選択肢もあるのが優秀です。
正直1枚あれば十分なカードでありますが、筆者は引けないということが多くあるため2枚採用にしました。
ベヒードスXV
界導で追加された王契約サポートのXVです。
LV共通の手札誘発メタが強力であり、今まで王契約の弱点の一つであったゼロカウンターやMark.6カシウスをケアできるのは大きいです。
また、同名ターン1で契約ラオンの効果でC+1したときにトラッシュから回収できる効果のおかげで、ナルシスと一緒に破棄することでハンドを減らさずに済むのもポイントです。
AFO効果は同名ターン1でバトルの間フラッシュタイミングでマジックを封じる効果です。
AFO効果はLV3から発揮するのとLV3コストが5個必要とその重さに見合った強さを持ちます。
試合中に絶対引きたいけれど3枚は重いので2枚採用です。
竜騎兵ラオン
王契約のビートランポと言えばその強さがわかると思います。
王契約&C1という緩い煌臨条件と、アタック時にC+2しながら相手の最低コストのスピリット/アルティメットを破壊する効果を持ちます。
また、OCで煌臨元を含む契約ラオンがいるときに同名ターン1でトラッシュから蒼波を持つコスト5以下のスピリットをノーコストで召喚できます。
主な蘇生先はイノレーサーですが、状況によってはアークハイドラやトラッシュにある契約ラオンを出すときもあります。
このデッキで唯一Sコアを必ず使うカードであり、数少ないアルティメットに触れるカードであるため3枚採用です。
キマイ・ラオン
C6以上でSコアを使わずに煌臨できるカードです。
効果はOC中のものしかなく、トラッシュから系統:蒼波を持つカードを回収した後に8コスト以下の蒼波を持つスピリットを1コスト支払って召喚するというもので、主な出力先はベヒードスXVかイノレーサーです。
カイゼル・ラオンを出す前にベヒードスXVを出したり、Cが足りない時にイノレーサーを出してC8を達成したりするのに使います。
このデッキで唯一ゼロカウンターをすり抜けることができるカードですが、上述した効果しか持たないため2枚採用です。
カイゼル・ラオン
界導で追加された王契約待望のフィニッシャーです。
C8と他の裏契約持ちと比べると条件はやや厳しめですが、最速先2で出せます。
煌臨時にトラッシュのAFOを持つスピリットが4枚以上あるときに2コア増やし、トラッシュ/手札のAFOを持つスピリットを1種類ずつ任意の数ノーコストで展開するド派手な効果で盤面を一気に並べることができます。
また、アタック時に相手のスピリットの数より4体以上多いときライフを2点リザーブに置く効果があり、ライフの送り先がリザーブなのとバーン条件がやや難しめなのもありターン1がついてないため、なんだかの手段で回復することができれば5点一気に削ることも可能です。
相手のSコアをトラッシュに送りながらこれらの効果を発揮できるため、3枚採用でもいいのですが序盤は捨て札になりやすいことと、契約ラオンやキマイ・ラオンの効果でトラッシュから回収できることを考慮し2枚にしました。
ライオナックル
名称ラオン/AFOを持つスピリットに合体できるブレイヴです。
合体時は合体しているスピリットをアタックステップ中最高レベルとして扱うものですが、C7以上で対象を系統:審判と系統:蒼波を持つスピリットに広げることができます。
また、契約ラオンが契約煌臨したときにトラッシュから回収できる効果を持つため腐りにくいのもポイントです。
序盤は捨て札として、終盤はブレイヴしてBPを補強したりベヒードスXVを最高レベルにするのに使いたいため2枚にしています。
Mark.6カシウス
ベヒードスXVでは封じられない受け煌臨のメタとして採用しました。
メインステップで大量ドローができるこのデッキとの相性も悪くなく、どの場面で引いても腐りにくいため入れ得だと個人的に考えています。
また、アタックステップ中に出せればそのままオーバージャッジメントの軽減としても活用できるのもポイントです。
召喚/煌臨時を無効にする効果は同名ゲーム1のため1枚のみの採用です。
スピッツァードラゴン
バーストを破棄しながら2コア増やしてくれるバーストメタカードです。
環境ではフリーデンXVを代表に能動的に開けるバーストが採用されているため、その回答として採用しました。
これもアタックステップ中に出せればオーバージャジメントの軽減として活用できる点、BP7000以下破壊と回復する効果は序盤から積極的に活用できるのもポイントです。
2枚採用してますが1枚減らしても問題ないと考えてます。
スコル・エンペラー
王契約と相性がいいバーストとして採用しました。
上述した通り、バーストはフリーデンXVを中心とした能動的に使うことできるのが多く警戒されにくい点と、軽減になりながら1コア以上増やしてくれること、相手の手札が5枚以上でコスト7以下のスピリット/アルティメットを破壊する効果がカイゼル・ラオンのバーン効果との相性がいいと判断しました。
王契約は横展開する関係でコアが多ければ多いほどいいため、採用する価値はあると考えています。
フリーデンXV
1枚一万円する化け物カードです。
このデッキで唯一ネクサスを破壊できるカードであり、2枚ドローする効果もカイゼル・ラオンとの相性がいいため採用しました。
筆者は2枚しか所持してないため2枚ですが、3枚採用がいいと思います。
月鬼城やダークタワーといったメタネクサスを超えるために必要であり、ゲームに一回は使いたいと考えてます。
持ってない人はラルヴァンダードでもいいと思います。
オーバージャジメント
このデッキで唯一の防御札です。
契約ラオンがあるときコスト4として扱う効果と、ただちにバトルを終わらせこのターンの間ライフが1しか減らなくなるのは優秀です。
また、最低コスト0で使用できるのもポイントです。
カイゼル・ラオンとターボ・ビゾンが揃っているときは自分のターンで使い相手のフラッシュを一回しか許さず4点削るという動きができるため3枚採用です。
不採用カード(入れ替え候補)
コション&フェディック
3コス1軽減のAFOを持つドロソスピリットです。
ドラグーン・ゴレム&ハイドラインはネクサスを、こちらの2枚はバーストを封じる効果が追加であります。
ですが、手札が増えたときバーストや召喚時バーストがあまり採用されていない点から不採用になりました。
イノレーサーが制限になった場合は、この2種も込みで4種2枚ずつの採用になると思われます。
フェディックのAFOは相手によって自分のライフが減ったら回復するというものであまり使わないですが、コションのAFO効果である自分のネクサスを破壊し相手のネクサスを破壊する効果は迎撃する蒼海都市とセットで採用してもいいと思ってます。
ラルヴァンダード
契約編に入り言わずと知れた汎用札です。
このデッキは手札が6枚以上になるということは滅多になく、効果召喚により1コアブ1枚ドローもデッキとの相性は抜群です。
しかし、相手の盤面に触れないため採用を見送りました。
フリーデンXV/スコル・エンペラーを持っていない場合はその枠をこのカードにしてもいいと思います。
マーラサミーズ神海都市
蒼波のハンド保護ネクサスです。
メインステップ中にC8を目指したいこのデッキとの相性がやや悪いと判断し採用を見送りました。
後述するグリボーバル・ゴレムを採用するならありかもとは思っています。
自分のアタックステップ中に系統:蒼波を持つスピリットを最高レベルとして扱うLV2効果は相性は悪くないのですが、2コアあるならドローしたいと思ってしまいました。
C+1するタイミングもエンドステップと遅いのもかみ合いが悪いかなと。
グリボーバル・ゴレム
同名ターン1でAFOを持つスピリットの効果で手札から破棄されるとノーコストで召喚できる効果を持つスピリットです。
AFO効果はコスト以下のスピリットを破壊し1コアブするというものなのですが、アルティメットに触れられない点から採用を見送りました。
終わりに
超簡単にですが、王契約の紹介でした。
対面知識は載せられるほどの試行回数をこなしているわけでないので、薄っぺらいものになって申し訳ないと思ってます。
ただ対契約アルティメットは長くなればなるほど不利になるので短期決戦を心がけてくれればと思います。
本当に今までのフィニッシャー不在が嘘のように強くなってうれしいです。
またこのデッキは採用するカードに個性が出るデッキだと思っているので、完全なテンプレリストはないと個人的に考えてます。
では、今回はここまでとさせていただきます。
王契約組んでみたい方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。