神奈5月号
同人誌「神奈」5月号です。風薫る季節のこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルスの影響で普段とは全く違う日常が流れていきます。せっかくの清々しい初夏も十分に満喫できず、部屋の窓から5月の空をただ眺める日々が続いています。読者の皆様の健康を願うばかりです。今月号のテーマは「家庭」にいたしました。ちなみに必ずしもテーマに沿う必要はない自由なスタイルです。今月号も楽しんでいただければ幸いです。来月号も御贔屓のほどよろしくお願いいたします。(編集担当:文野麗)
執筆者
桜々中雪生
Twitter:@uru_honyahonya
作者コメント:窓を開けると初夏の湿った匂いが鼻をくすぐるようになりました。季節の移ろいは匂いが教えてくれます。どれだけ歳を重ねても、この感覚は失わずにいたいなと柄にもなく感傷に浸ってしまいます。
三津凛
Twitter:@rinrin7523
作者コメント:ディスタンスという言葉がこれほどメジャーになるとは、想像ができなかった。人と人の間にある距離は、そのままなんらかの物語を生み続けてきた。ディスタンスが自明のものとなった世界はどんな物語を生み出すのだろう。
文野麗
Twitter:@lei_fumi_zb8
作者コメント:暖かさが暑さに変わってきました。夏が例年通りの盛り上がりを見せてくれることを願うばかりです。
松風陽氷
Twitter:@matsukaseharuhi
作者コメント:久しぶりに縄跳びをして遊びました。後ろ跳び二十秒が限界でした。初夏の青く涼しい風がTシャツを靡かせて、悲しくも老いを噛み締めていました。