はぐくむコーチングスクールでの学び#10
はぐくむコーチングスクールもいよいよラストスパートに入ってきました。
さて、今回のスクールでは、『FB』について学びました。
FBと聞くと、良い点や悪い点を言って「評価する」という印象が強いのではないでしょうか。私もFBと聞くと何かに対してその人が感じたことや思ったことを言う、アドバイスをするというイメージがありました。
しかし、コーチングにおけるFBは評価ではありません。
相手が発信したことを返すことがFeedbackです。
FBすることでクライアントは自分が発信したことへの理解を深めることができ、可能性の最大化に繋がります。
FBには「客観的FB」と「主観的FB」があります。
客観的FBはYou messegeとも言われ、見えているもの・聞こえてきたものをそのまま相手に返します。例えば、「髪を切りました」や「夢と3回言いました」など。
普段私たちはこの客観的FBをほとんどやらないので、最初はどんなことを言っていいのかあまりイメージがつきませんでした。言い換えると、私たちは客観的BFを主にしています。しかし、その主観的FBも多くの場合は客観的に見たものや聞こえてきたことから生まれたものです。「なんとなく」といった場合もあると思いますが、なんでそう思ったのかと深堀ってみると、客観的な何かに辿り着くことが多いと思います。
このことは私にとって新たな発見で、日常生活の中でも客観的なFBを意識して、なんで自分この人に好印象を持ったのか、一緒にいて心地がいいのか、逆に気まずくなってしまうのか、不安が伝わってくるのかなど、自分の主観的FBを深堀りたいなと思います。これもセルフコーチングになりそうです。
そしてこの客観的FBの後に、それをもとに自分が考えた主観的FBをします。
実際にFBをするワークをやったのですが、FBをしようと思うと、そう意識していないときに比べて相手により意識が向いてるなと感じました。もちろんコーチングしていると相手の話は聞いているのですが、見えるもの(表情・しぐさなど)には意外に目を向けていなかったなと気づきました。
また、FBの話とはずれますが、自分の過去がお役立ちポイントになるというぐっちさんの話が印象に残りました。
私で言うと、コーチングにおいて沈黙が苦手というのかありました(今もまだ少しありますが)。
私はこれを自分の弱みだと思っていましたが、逆に言えば同じように沈黙が苦手な人の気持ちが分かるので、どうすればその沈黙が少しでも和らぐか考えることができます。
「弱い人は誰かに寄り添うことができる人」的な言葉を聞いたことがあります。まさにその通りだなぁと。これはコーチングに関わらず、あらゆる自分の弱さを優しさに変えていきたいなぁと思いました。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました🌟