はぐくむコーチングスクールでの学び#8
はぐくむコーチングスクールも気が付けばもう8回目。
同期のスクール生ともペアコーチングを通していろんな話をしてきました。すっかり自分の生活の中にコーチングが在ることになんだか嬉しさを感じています。
今回のスクールで私が印象に残っていることは、“思考の沼”と“納得”の話です。どうして印象に残っているかというと、私にドンピシャに当てはまるからです(笑)
まずは思考の沼について。
これは、考えはするけど行動できていない、堂々巡りのような状態です。私は良くこの症状に陥ります。特に一人で思考しているときは、全然自分の思考が整理されず、自分の中ですっきりしなかったり、行動に移せなかったりします。
裏を返せば、コーチングではコーチがいることでこの思考の沼にはまることなく自分と対話することが出来るはずなのですが、それでもやはり普段からよく考える癖がある人は、コーチングにおいても思考の沼にはまってしまう可能性があります。
コーチがクライアントの思考の中に積極的に入っていくことは、コーチングではあまり必要ではありませんが、クライアントが思考の沼にはまっている時においては、積極的に問いを投げかけたりオウム返しをすることも有効なのではないかと思います。
そしてもう一つは納得について。
これはwillの部分に大きく関わりますが、納得できないと行動できない人に対して、どのようにすればまずアクションを起こすように働きかけることができるのか。
私自身、自分が納得して「やる意味がある、価値がある」と確信できていないとなかなか行動が出来ません。最近は意味や目的を求めすぎて、腰が重くなっているので、私自身改善したいところではあります。
納得することは大切ですが、やってみて納得できる軽やかさも大切だと思います。というか、そもそも経験したことからしか納得できるorできないも分かりません。
「やってないから納得できない」「嫌だから納得できない」という理由で、なかなかアクションを起こせないクライアントに対して、このコーチが言うなら・・・とアクションを起こすtriggerになれるように、そこはコーチの見せ所だと言います。
コーチが納得の範囲で生きていると、クライアントも納得の範囲でしかアクション出来ません。
仮に自分が出来ていなかったとしても、果敢に言ってみることでコーチ自身にとってもプラスになるはずです。
willに関連して、ネクストアクションの決め方ですが、より具体的な行動に落とし込むことが何より重要です。
初めての人は、具体的なアクションを決めることに対して、「うっ」となるかもしれません。しかし、せっかく自分と対話をしてゴールやオプションが明確になったとしても、それに対して行動できないと何も前には進みません。
例えば、「〇〇を意識する」というネクストアクションがクライアントから出てきたとすると、「それを意識してどうしたいのか、どんな行動をしたら、それを意識したと思えるのか」といったように、意識→行動に落とし込みます。
そして次のコーチングでそのアクションをやったか確認することで、PDCAサイクルを回すことができ、クライアントの目標や願いに近づくはずです。
今回のスクールでは〈SMARTの法則〉というwillを具体化するポイントを学んだので、それを参考にしつつ、クライアントがしっかりとアクションを起こせるようにしたいです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🌟