原神:ナタ竜のMMDモデルについて
みなさん、MMDライフは楽しんでおられますでしょうか?
原神もVer5.0になって、MMDと原神どちらに時間を割くべきか悩ましいところもあるかと思います。
さてそんな中、公式からナタ竜のMMDモデルがリリースされました。
こちらをさっそく覗いてみた所、フォルダ名やらファイル名が文字化けしてしまい、何が何やら……な状態になっています。
これを解消するために使用時の説明をここで記します。
まずはモデルファイル名について
ダウンロード用のzipファイルはいつものごとく数字名が入っていますので、まずはzip自体のファイル名を変更しておきましょう。
ここでは「ナタ竜」というフォルダ名にしておきます。
展開したフォルダを覗くと下図のようになるでしょう。
これでは何が何やら分かりませんし、フォルダ名も文字化けしているのでテクスチャなどが正しく読み込めません。
なのでまずはファイル名から修正していきましょう。
ファイル名の頭は「トノヒ・オトチ忞・・」と共通部分があるので、恐らく「原神」だとか「ナタ竜」的なものかと推測します。その後に続く文字列とファイルサイズで判別しましょう。
これは「ユムカ竜」の大人版と子ども版です。また、上のファイルは拡張子自体が文字化けしているので拡張子も修正する必要があります(ピリオドではなく中黒点になっている)
このように変更すると良いでしょう。
このパックでは3種類の竜モデルが入っていますので、残りの2つも手作業で変更が必要です。
これはコホラ竜です。大人版・子ども版とあります。同様に変更します。
最後はテペトル竜となります。
フォルダ名も同様に文字化けしてしまってますが、中身が入ってないフォルダ名もあります。末尾に「tex」と書いてあるフォルダ以外は削除して問題ありません。
残るは3つのフォルダとなります。
この3つは変更前のファイル名と見比べてみれば答えがわかります。またテクスチャ自体は普通の竜と仔竜では共通のものを使っているようです。
などのフォルダ名に変更します。
Pmxeditorでの変更作業・テクスチャの再割り当て
ここから少し厄介ですが、テクスチャのフォルダ名が材質と一致していないので、手作業で直す必要があります。
ユムカ竜のテクスチャ
幸いな事にナタ竜の材質数は多くないので、そんなに何度も同じ作業を繰り返さずに済みます。
とあります。上が頭と尻尾部分で、下が体のテクスチャです。
なので、それぞれのファイル名を変更します。
ユムカ竜に限っては「チ・.png」というテクスチャは2つ存在します。
文字化け段階で同名ファイル扱いとなり、解凍ツールなどによっては片方しか出てきません。
どちらも「チ・.png」ファイルとなりますので、「竜頭1.png」「竜体1.png」にし、「モラチ・.png」は「仔竜.png」にします。
その変更が終わった後、Pmxeditorでモデルを開き、材質名に合わせたテクスチャファイルに変更します。
これらの割当が正常に行われれば、Pmxview側でテクスチャが表示された正常な表示がされているはずです。
仔竜の場合は材質が1つだけなので、以下のようにします。
コホラ竜の場合
ファイル名の変更はユムカ竜と同じです。
「竜体」と「竜頭」の2つしかないので、まったく同様の方法でテクスチャ割当が可能です。
テペトル竜の場合
ファイル名変更も上記2つと同様ですが、フォルダの中に「Monster~」というテクスチャがあります。これはMMDでは使用していないテクスチャなので無視して構いません。
文字化けしているテクスチャファイル名だけ変更してください。
材質名の対応は以下のようにしてください。
となります。
その他注意
場合によってはテクスチャファイル自体が足りなかったり、モーフが一切入ってなかったりで、まばたきすら出来ない(ユムカ竜)などの不具合がありますが、原神のサポートに連絡すれば改善される可能性はあります。
(おそらく展開時に同名ファイルが内部で上書きされてしまう場合があるようです。ユムカ竜は3つのテクスチャファイルがあるはずなので)