ありがとう
このおばちゃんが週末、セレッソ大阪の試合を観戦するようになってから2年が経ちました。
その時からいつもピッチに立っていた特に思い入れのある選手が今年でセレッソ大阪を去ることになりました。
いつも一番前で攻撃を引っ張れてくれいた杉本健勇選手、中盤でボールを奪い取り攻撃に繋げる、まさにセレッソ大阪の心臓とも言うべき山口蛍選手、前も後ろのポジションもどこでもこなすことができて決して目立たなくてもどこでも体を張ってセレッソ大阪を勝利に導いてくれていた山村和也選手。
毎日仕事をしている中で私の唯一の楽しみがセレッソ大阪の試合を観戦することでした。毎週のようには行けませんでしたが、試合を見る度に勝った時も負けた時も、セレッソ大阪は毎試合私を楽しませてくれていました。いつもピッチにはお馴染みの選手が揃い、毎試合色んなプレーを見せてくれて感動を与えてくれました。
そんなある日、ホーム最終戦の柏レイソル戦。セレッソ大阪は0-3で負け、試合終わりいつものように選手がスタジアムを回る様子を見ていました。
セレッソ大阪の選手達が挨拶している時、山口蛍選手が涙を流していました。
その時は最終戦は勝ちたいという気持ちから涙を流しているのだと思っていました。そこから数ヶ月後、今回のヴィッセル神戸への移籍が発表されました。
あの時から、移籍について色々と考えていたのではないかと思いました。
確かに悔しい思い出の涙でもあると思います。それに加えて移籍をするかどうかの決断も少しは考えていたのかなと考えるとセレッソ大阪に少しでも最後の勝利だけでも残していきたいという気持ちがあったのかもしれないと考えてしまいました。
これは私の勝手な思い込みですが、勝つという責任だけでも相当なプレッシャーがあります、それに加えて今シーズンでこのチームを去るかどうかという決断にも迫られていたのであれば、あの時の山口蛍選手には感謝の気持ちと申し訳なさの気持ちが入り混じり涙を流していたのかなと思いました。勝手な考えではありますがそれを思うと「本当にお疲れ様でした、ありがとうございます。」と伝えたいです。
どんな時もチームの為に頑張ってくれていた選手達。いつも私に感動と熱狂を与えてくれた選手達。本当にお疲れ様でした。その中でも、今シーズンでセレッソ大阪を去る選手達には寂しさもありますが「ありがとう」と伝えたいです。
また別のチームでも活躍してほしいです。セレッソ大阪で見られないのは残念ですがこれからも経験を積み成長していくのを見るのが私の楽しみでもあります。
また来シーズンからもセレッソ大阪の試合を観戦することは私の楽しみになります。また新たな選手も加わり、そこでまた新たなドラマを見れることが楽しみで仕方ありません。
セレッソ大阪を去る選手も、また新たな場所で飛躍を遂げてくれることを楽しみにしています。
セレッソ大阪でこの選手達に出会えたことは私の人生にとっての財産です。なんとなく過ごす日々に感動と熱狂を与えてくれました。
本当にこの2年間ありがとうございました。
セレッソ大阪さん、またこれからもこんなおばちゃんをよろしくお願い致します。
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