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滝行で煩悩祓ってきた

全てのはじまりはチケット争奪戦に勝つために奏みみさんと柾花音さんのボーダレスのコラボ配信で「明日山で煩悩祓ってきます」とスパチャしたことによるもの
当初は「なんか運気が上がりそうなこと言わなきゃ」と強迫観念から生まれたコメントだったことをここで白状します

しかし、流石の奏みみさん、このオタクの戯言を見逃さず「しっかりレポチェックするかんね!」と釘を刺す

自称フッ軽オタクの僕は「ここで冗談や嘘にしてしまったらフッ軽オタクの名が廃るぜ」と火がつくのでした
※そもそも自分で蒔いた種です

一応すぐに都内から煩悩を払えそうなところを探すも、流石に翌日の予約は取れそうにないのでなくなく翌日の決行は断念

そして1週間が過ぎ、今日に至る(導入終わり)

煩悩を払うために訪れたのは東京都西多摩郡にある臼杵山真言宗天光寺
(屋内は許可なく撮影禁止のため画像少なめ)

臼杵山真言宗天光寺


新宿から電車で1時間、そこからバスに乗り継ぎ40分
(バスが1時間に一本とかいうレベルなので道中乗り過ごさないかハラハラしてた)


バス停の時刻表

かなりきっちりかっちりした修行場で滝行を含む半日修行となる
天候は前日の夜から雨が降っているため、幸か不幸か滝の水量もあり、しっかり煩悩を祓えそうと期待と不安が膨らむ

到着すると書類記入、お布施の案内があり、
それから、SNSに投稿したら護摩行でお焚き上げする護摩木をプレゼントとか案外俗物なことしてた
もちろん、とやかくいう僕も俗物なのでちゃっかり護摩木を貰って開運招来を願った

俗物の証

そして半日修行が始まるとまずは金剛合掌や五点倒置など修行に必要な作法を習う
途中で見えないものの力を扱うご職業の人が乱入
ハッ」と声を出すと作法を教えてくれていた僧が突然床に崩れて立てなくなったり、壁に張り付いて離れなくなるスピリチュアルな体験をした(普段から見せてるものではなくて偶々見られたらしい)

続いて、お百度参り
全員で足並みを揃えて走る→お経を唱える→走るを繰り返すのだが、元気なちびっこが前のめりになってお経を唱え始めるので必然とペースが上がる

もうちょっと加減してくれてもええんやで…

またお百度参りでは自分以外の人の願いを願うらしいので「推しが健やかであれ」を願った
ぶっちゃけると走り初めは所作のことで頭がいっぱいで走ってる途中で願掛けのことを思い出した
大事には至らないけど、少し肝臓悪くするとか中途半端に叶ったらスマン

そしてメインイベントの滝行
人生で2回目の経験となる
前回の記憶はもう全くと言っていいほどないので多分既に煩悩まみれ

ゴム草履で結構険しい道を登って滝までいった
元気なおばあちゃんも一人で道中頑張ってた

滝までの道中(もっと険しくなる)


そして今回滝行を行う滝がこちら
台風の後のピークと比べると1/4くらいの水量らしい

滝行を行う滝

滝行の工程は三段階
・滝の降りかかり方が浅いところで浴びて30秒
・壁に背をつけてしっかり浴びて30秒
・そのまま座禅して30秒

滝行中は「南無大師遍照金剛」とお経を唱え続けるのが作法なんだけども、第二段階になると唱えてる口に水がガバガバ入ってくるもんだから溺れながらも懸命に唱えた

滝行中に自分の願掛けをするのだが、ここでもお作法だとか滝の勢いでお願いをするのを完全に忘れていた

しかし、後で他の参加者の話を聞くに転職を気に引き締めたいだとか浮き沈みの激しさを更生したいだとか真剣な動機が多かったのだが
それに比べると「ボーダレスのSチケットの当選」という願いはなんておちゃらけた動機なんだ、外れたら外れたでしょうがないと悟り、その瞬間心に余裕が生まれた

滝行を終えて現在急激に頭を冷やしたことによる頭痛に見舞われながらこのレポを書いている

そして、チケットの当落発表は明後日に差し迫っている
できることは全部やったつもりだし、今回の修行でいざというときの心の余裕と忍耐強さを得たので残りは天命を待つのみとなる


デモSチケホシイ(煩悩の産ぶ声

当選祈願


〜後日談〜
勝ち取りました


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